http://kojoryoshu83.edoblog.net/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%83%BB%E7%B5%8C%E6%B8%88/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E%E8%82%A2ロシアとの選択肢
下は、前のエントリーでも紹介した動画である。「ロシアとの選択肢」の課題には、あまり関係が無いように見えるが、チョット気になることがあったので再びあげて見た。
【討論!】米中アジア管理か?東アジア情勢の行方[桜H25/6/1]
http://www.youtube.com/watch?v=6jhOCjMpDhshttp://www.youtube.com/watch?v=v4NRWEGEfqkhttp://www.youtube.com/watch?v=9myqr-PHllw気になることとは、たいした事ではないが、それは元駐ウクライナ大使が馬渕睦夫氏が自論である「国際金融資本はグローバリズムを強めている」、「グローバリズムは共産主義である」、「アメリカを牛耳っているのは国際金融資本である」、「国際金融資本は世界支配を企んでいる」、「国務省が反日なのは国際金融資本が反日だから」と言った処、唐突に国際政治アナリストの伊藤貫氏が、馬渕氏に対して「貴方は日本が核武装することに賛成なのですか」と聞いたことである。
馬渕氏が答えたように、その話と日本の核武装とはあまり関係がない。それは、仮にもし馬渕氏の指摘するように、日本の真の敵が国際金融資本だったとしたら、核兵器が敵を退治する有効な武器とは思えないからである。アメリカの核兵器がテロリストに意味を持たないのと同じである。従って、敵が誰なのかを知ることは、非常に重要なのである。それにしても、伊藤氏の質問は不可思議である。
結局の処、現時点では日本の本当の敵が誰なのかは、未だ確定していなのである。完全に日本の敵と確定しているのは、支那・南北朝鮮・一部ユダヤ人組織と、彼等に従っている日本人程度であろう。日本人の一番関心事であるアメリカが敵なのかは、まだ分からないのである。
それでも、アメリカが日本の敵と確定した後で対応を考えていたのでは、遅きに失することになる。国際金融資本によるアメリカ支配があろうと無かろうと、直ぐにでも「ロシアとの選択」を吟味するべき時なのである。今や第2の大東亜戦争前夜だからである。
それは「従軍慰安婦=性奴隷」が「第2のハル・ノート」と考えれば、分かりやすいだろう。韓国による「従軍慰安婦=性奴隷」にアメリカが加担する事が、何故「第2のハル・ノート」と考えなければならないかと言えば、現在国内で「従軍慰安婦=性奴隷」のキャンペーンを行っているグループは、今やマスコミを支配下に治め、法曹界・教育界を牛耳り、彼等の手先である民主党政権を誕生されるまでに育っている。
しかも彼等の仲間が行った「女性戦犯国際法廷」を見れば分かるように、彼等の目的が天皇を処刑、次に日本の解体を目指していることは明らかである。従って日本は彼等に勝利しなければ、日本は無くなるのである。
日本が勝利する事とは、国民が「従軍慰安婦=性奴隷は捏造」と言う事実を知ることであり、それにNOと言うことである。それを「従軍慰安婦=性奴隷」を事実として受け入れろと言うのは、「ハル・ノート」と同様、日本に座して死を待てと言うことに他ならない。
そこで「ロシアとの選択」が出てくる訳であるが、この「ロシアとの選択」だって「第2の日ソ不可侵条約」になる可能性も否定できないのである。
そして「ロシアとの選択」を云々したいのであるが、残念ながらロシア情勢に詳しい訳では無いので、思いつくまま素人考えを述べてみる。
ロシアの人口は1億4千万人強。日本をより多少多いとは言え、人口密度と支那人の流入を考えると、ロシアも支那に乗っ取られる可能性がある。
しかも支那はロシアを打ち破らなければならない敵としている。頭のおかしい空軍大佐・戴旭の論文からであるが、頭のおかしいのは周近平も同じなので、ロシアと支那の蜜月は一時の仮の関係に見える。
ロシア専門家の袴田茂樹教授は、ロシアは日本より支那の方を重視していると言っているが、ロシア国内でロシア右翼が支那人を襲ったりしているところを見ると、ロシアの保守は反支那なのだろう。
と言ってもロシア右翼が親日の訳では無が、日本の敵がグローバリズムだとしたら、彼等の敵も同じであり、共通の敵を持つ同士と言えるだろう。そして親プーチン組織の「全露人民戦線」も同じ考えと思われる。勿論プーチン大統領もである。
ロシア人学生に千島樺太交換条約や、終戦後ソ連軍が千島列島に侵攻した話をすると、「千島列島は見て日本領だ」と言う人もいるように、ロシア人は支那人・朝鮮人より正論が通じる相手である。
ロシアと日本の経済関係を見ると、有り余る資源があるのに国内産業が貧弱なロシアと、資源輸入国で産業国家である日本は、完全に補完できる関係になりうる。またロシアは穀物輸出国でもある。
ロシアの最大の売りは天然ガスであるが、日本もエネルギー源である原発を売ることが出来る。日本が天然ガスを買い、原発を輸出するのであるあるが、その原発とは服部禎男氏発明の4S炉である。
実際ロシアは4S炉に興味を持ち、服部氏に接近を試みている。理由は古い核弾頭の処分の為である。4S炉の燃料棒はウラン等を溶かし込んだ合金である。それにプルトニウムを溶し込み、原発燃料とすれば、廃棄物処分する費用がエネルギーに化けて、一石二鳥になる訳である。
さらに4S炉が運転要員やメンテ不要で、1万~5万キロワットと小型なのは、送電線もパイプラインも不要で、広い領内に人がまばらに住んでいるロシアにぴったりである。
原発アレルギーの日本人も、原発輸出には文句を言えない筈である。日本としては消えては勿体無い技術が、蘇生するのである。ロシアの実績を見て、いずれ日本国内にも4S炉の設置する動きが出てくるだろう。何しろ、オイル・ピークを迎えるのはもうすぐそこなのである。
「ロシアとの選択」は、日本が生き延び、発展する可能性があるように見える。勿論「第2のハル・ノート」を虚仮にしてロシアを選択するのだから、日本の核武装は前提である。そして核武装国家同士の結びつきとなるので、アメリカとの緊張も避けられないだろうが、それは覚悟の上である。
アメリカは完全に支那・南北朝鮮と手を結ぶだろう。でもアメリカが支那・南北朝鮮と手を結ぶときは、アメリカの落ち目が確定するときである。つまりババを引いたことになるからである。ザマーであるが、アメリカ人がかわいそうでもあり、世界に取って危険でもある。
しかしである。「ロシアとの選択」には北方領土問題は避けて通れない問題である。強欲なロシア人が北方領土を、すんなり渡すとは思えない。又、北方領土問題を口実に、日・露を離反する工作も活発に行われるはずである。
そして、最大の問題はプーチン大統領政権が何時まで続くかである。メドベージェフのような人間が上に立ったとき、ロシアはグローバリズム側に立つ可能性もある。
その時日本は、また大東亜戦争の時のように、孤軍奮闘することになるだろう。それでも、私としては「従軍慰安婦=性奴隷」を受け入れるぐらいなら、危険でも「ロシアとの選択」を選びたい。
取り留めない文になったが、現在の日本がアメリカから「第2のハル・ノート」を渡される状況であり、「ロシアとの選択」を、多くの日本の皆様が深く考えて頂く事を望み、この記事の終わりとしたい。