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崗上虜囚の備忘録

日本よ!。私の日本への思いです。 コメントに返事を書かないこともあります。悪しからず。 コメントの投稿は日本人だけにしてください。 日本人でない場合は、国籍を書いてください。 注、google chromeで閲覧出来ませんので、filefoxかinternet explorerで閲覧してください

ヘリコプターマネーは愚の骨頂

「大工殺すにゃ刃物は入らぬ。雨の三日も降ればよい」と言う都都逸が有る。江戸っ子の宵越しの金を持たない生活を表す言葉なのかも知れないが、この仕事が出来なくなる雨を現在のデフレに置き換えれば、デフレの何が問題であるかを言い表す言葉としても使って良いだろう。つまりデフレを放置すると、技術者の腕は落ち、工場の設備は老朽化し、その技術を教える人もいなくなり、結局は日本も自国で物も作れない、慢性インフレの状態が続く発展途上国なような国になるだろう、と言う事である。
 
従って、デフレ対策は先進国政府の重要課題である。しかし日下公人氏のように、国が積極財政等で通貨供給を増やす事に反対している人もいる。彼は、日本の企業が効率化や如何に客が喜ぶ商品を生むかに努力したのは、デフレだから出来たのであって、国がバラマキをすると、民間は努力しないで政府依存病になると言っていた。駄目官僚に金の采配をさせても、碌な結果にならなかった過去の例も理由の一つである。
 
確かにデフレは悪い面だけでは無い。人間は制約が有ると、それを補うような工夫をするからである。その一つの例が江戸時代である。昔も今も資源の無い日本であり、さらに江戸時代は海外貿易も行わず、必ずしも物質的に豊かな時代では無かったのであるが、そこは庶民の工夫で乗り切った。
 
例えば江戸時代では、脱穀でいらなくなった稲藁は、家畜の飼料にしたり、縄にしたり、米を入れる俵にしたり、草鞋にしたりと、あらゆる物の原材料であった。また役目を終えた俵は、燃やせば囲炉裏や火鉢に必要な灰になるし、使い古して捨てられた草鞋も拾われて、刻んで土壁に混ぜる材料として売られたりしていた。
 
江戸時代は、勿体無いが浸透した超循環型社会だったのある。それでいて庶民の生活がみじめだった訳ではない。現在の日本を彩る多様な庶民文化の多くは、江戸時代に生まれたのである。寿司、蕎麦、うな丼、団子、浮世絵、これら現在海外の人にも人気な文化は江戸時代に生まれたのである。この点を見ると、江戸時代はデフレ不況と言われながら、ラーメン、たこ焼き等のB級グルメやアニメ・漫画等の庶民文化が盛んな、現在の日本に似ていると言えるだろう。
 
しかしである。江戸文化は庶民の工夫や勿体無い精神だけで生まれたのでは無い。江戸庶民に旅行ブームが起き、飛脚等による通信網が有ったのは、街道が整備されていたからであり、その街道は参勤交代と言う武士階級の無駄が有ったからこそ整備されていたのである。それどころか江戸文化の中心を形成した江戸と言う都市は、武士の為の都市だったのである。
 
江戸の人口は120万程、現在の東京もそうであるが、江戸も世界最大の都市であった。江戸の人口の半分は武士であり、残りの半分は江戸は武士を支える為の町人と、その町人を支える為の町人であった。武士は何も生産せず、百姓が納める年貢で成り立っている階級なので、武士階級が無ければ消費も生まれず、江戸と言う都市も存在しなかったのである。
 
従って、豊かな江戸文化は、片や勿体無いや節約の循環型社会の一方。もう一方では武士階級という大いなる無駄が有ったからこそ生まれのである。これを、現在のデフレ対策論に当てはめると、勿体無い・工夫の循環型社会、つまりデフレ志向の経済を進める一方、片方で大いなる無駄政策も進めるべき事にならないだろうか。
 
ところが、その江戸時代が破綻、否、破壊されたのは黒船来航によるものである。武士階級の無駄が、なんら役に立たない本当の無駄になったからである。そして武士階級は無くなり、その無駄は国防力増強に充てられた。それが明治維新である。
 
その状況を現在の日本に当てはめると、黒船は尖閣諸島等での支那による恫喝や、北朝鮮の核弾頭ミサイルを使った示威活動、あるいはロシアによる北方領土での対艦ミサイル設置等が該当するだろう。但し江戸時代と違うのは、現在の日本は武士階級に相当する、削るべき無駄が無い処である。そこで改めてデフレ対策の出動になる。
 
高橋洋一氏試算によると、現在のデフレギャップは20兆円程ある。江戸時代が庶民による勿体無い精神が生んだ経済のように、現在の日本のデフレも庶民による政府への贈り物である。それならその金は全額現在の黒船対策費、即ち国防費として使うべきではないだろうか。
 
江戸時代の黒船来航が日本に脅威だったのは、軍事技術、特に日本に科学技術が足りなかったからである。それと同様、現在の日本に足りないのは、武器弾薬もさることながら、最新の軍事技術、その周辺の科学である。従って、20兆円を国防費に充てると言っても、全額武器弾薬に充てるべきではない。国防費の殆どは研究開発費に充てるべきである。研究開発費は若い人材を育てる教育費と言っても良い。これも国防の一環である。当然、海外兵器の購入等は論外である。
 
「デフレギャップの20兆円は国防費に」。これをデフレ対策と言うべきかどうかは定かではない。しかし現在の日本に置かれた状況は、軍事力増強が待ったなしである。つまり無理に需要喚起などしなくても、有効需要が有るのである。
 
この状況を無視して、只デフレと称してデフレ対策を行うと、それこそ折角育った勿体無い精神も失われ、政府依存病が蔓延し、日本経済は衰退に向かうだろう。特に一部経済学者が言っている「ヘリコプターマネー政策」などは愚の骨頂である。
 
   
 
要約:
日本はデフレで有るが、それで国民が不幸せかと言うとそうでもない。失業率は先進国の中でも最低レベル、物は豊富で物価は安定しており生活設計は立てやすい。むしろ日本は世界が羨むような国なのだ。なので敢えてデフレ対策が必要な訳ではない。は「デフレ対策の目的は何か?」、「デフレ対策の処方箋は何か?」であるが、デフレ対策の目的はずばり国防力強化の為である。
 
  *2016年の各国の失業率 %
   日本      3.12 (2017年は2.89%)
   スイス     3.32
   韓国      3.71
   中国      4.02
   ドイツ     4.17
   ノルウェー   4.70
   アメリカ    4.85
   イギリス    4.90
   オーストラリア 5.73
   オランダ    5.88
   デンマーク   6.19
   カナダ     7.00
   フランス    10.04
   イタリア    11.65
   スペイン    19.64
-----------------------------------------------------------------
安倍首相は憲法改正した総理大臣として名を残したいのだろうが、何の為の憲法改正か?。まだ消費税10%引き上げを言っている処を見ると、国防のことは頭に無いようである。消費税10%引き上げは、憲法改正の為には周りに敵を作らない事と、考えたのだろう。しかし消費税を上げると、経済は落ち込み、デフレギャップの20兆円は無くなる。結果、国防力増強も、科学技術育成も無くなる。まったく本末転倒である。
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東京五輪は、国名=台湾で

臺 灣 加 油!
台湾頑張れ!


臺灣不是中國的一部份
台湾は中国の一部分ではありません
 
2020年東京五輪・パラリンピックでの
台湾代表選手団を
チャイニーズタイペイ(Chinese Taipei)から
正しい国名=台湾で迎えようではありませんか



IOC の規定により台湾代表団は「チャイニーズタイペイ」(中国領台北の意)の名でしかオリンピックに参加できない。 しかしそのような地名は世界のどこにも存在せず、そもそも台湾を中国領土と断じるのは、台湾併呑政策を正当化するため の中国の政治宣伝に基づいており、その呼称の使用はスポーツへの政治の持ち込みに等しい。
  
さらに台湾が中国領土であり、その住民は中国国民であるとの誤った印象、認識を広げることは、台湾人民の尊厳と人権を著しく侵害するものであり、「政治的理由による差別」を禁じるオリンピック憲章にも違反している。
  
よって東京オリンピック・パラリンピックを世界に誇れる真の「平和の祭典」たらしめるためにも、IOCや主催者である 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会などに対し、「チャイニーズタイペイ」を「台湾」へと 正しく改称するよう働きかける必要がある。


東日本大震災の時、台湾から届いた義援金は200億円。あの小さな国が世界各国中、最大級の義捐金を拠出してくれたのです。それも民間の方がです。ところが当時の民主党政権は、東日本大震災の一周年追悼式典で、国と国際機関の代表は会場1階に来賓席に案内したが、台湾の代表を2階の企業関係者などの一般席に座らせ、指名献花から外すなど冷遇したのです。 国でないパレスチナでさえ国として献花させたのにです。
 
 現在も日本には台湾を認めず、中国の代弁者のような者がいます。NHK、朝日新聞、TBS、TV朝日などのマスコミや、旧民主党や共産党、社民党の面々です。彼らの共通点は、何れも森友・家計学園問題で大騒ぎし、憲法改正に反対し、中国・韓国を持ち上げ、北朝鮮を擁護し、日本を貶めることに必死なことです。
 
 そんな連中は無視し、今こそ恩返しをするべき時だと思いますが如何でしょうか

東京五輪「台湾正名」推進協議会::http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html

深内部汚鮮

次に街宣で撒くチラシの題材をプレスコードとWGIP=ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program)にした。その中でGHQは『真相箱』番組等で嘘を日本人の頭に植え付ける一方、その嘘を暴くような報道をプレスコードで禁じる手法で日本人を洗脳したが、日本にGHQがもはやいないのにも関わらず、今だ日本人がWGIPの洗脳工作から目覚めないのは、日本のマスコミが現在もプレスコードを忠実に守って真実を伝えないためであり、今は洗脳日本人が新たな洗脳日本人を作りだして状況であると結論した。ところが書き終わってから、必ずしもそうでは無いように思えてきた。
 
それは洗脳日本人、すなわち日本の左翼が、朝鮮人と考え方も同じ、言っていることも意識も朝鮮人と同じような人間ばかりだからである。
 
例えば、共同通信社が1月25日に配信した記事で「不正な論文が投稿された科学誌の創刊に山中伸弥教授が深く関わっていた」と書いたことに、多くの有識者などから不正確と批判されるや、そ知らぬ顔をして記事を差し替えた事である。
(参考:http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-5389.html)
 
共同通信社が、あたかも山中教授も同罪だと言わんばかりの記事を書いたのは、日本人の誇りである山中教授の足を引っ張ろうとしようしか思えない。それが悪意の印象操作が目的であったことは、有識者から批判されて記事を差し替えたことで明らかである。
 
一般的に朝鮮人は嫉妬心が強い。特に日本人に対してはそうである。共同通信社の今回の行為は、嫉妬心に狂い世界中で日本を貶める工作を行っている朝鮮人と瓜二つなのである。そう思って共同通信社を調べて見た。
 
共同通信社の母体は明治から有り、戦後同盟通信社の解散を受けて昭和20年に設立されたとある。初代理事長はなんと伊藤正徳である。彼は帝国海軍の応援団長とでも言うような人物であり、彼の書いた『軍閥興亡史』や『帝国陸軍の最後』を読めば分るように、GHQによる自虐史観とは縁遠い人間である。当然、この頃の共同通信社はまともだった筈であり、おかしくなったのは最近と思われる。
 
そこで更に調べた処「昼食会で金日成主席と乾杯する酒井新二共同通信社長」(写真1)と有った。酒井新二は1985年~1991年の間の共同通信社の社長である。斎田一路(1998~2002社長)以降は、山内豊彦(2002~2005社長:2012年4月に北朝鮮を訪問した際、金正恩に双眼鏡を贈ったとされる)、石川聡(2005~2013社長)、福山正喜(2013~社長)と、歴代の社長は皆訪朝している。
 
平壌支局を開設したのだから当然と思われるかも知れないが、石川聡はマスコミ各社を引きつれ、金日成主席の生家である万景台を訪問したり(写真2)、斎田一路にいたっては2002年に金正日総書記誕生60周年祝いに参加して、福島瑞穂等と共に「金正日総書記は21世紀を切り開く指導者!」と礼賛し「チュチェ思想を学んでいこう!」と呼び掛けたりと、頭の中は完全に朝鮮人である。
 
頭の中が朝鮮人なら山中教授がノーベル賞を取ったことが悔しくて、少しでも足を引っ張りたいのは当然かも知れないが、それにしても変ではないか。確かにプレスコードは朝鮮人の批判を禁止しているが、WGIPには日本人が戦前の日本に罪悪感を持たせるようなプログラムは有っても。北朝鮮を賛美するプログラムは無かった筈だ。湯川 秀樹がノーベル賞を受賞したのは1949年、日本の主権が回復するサンフランシスコ平和条約より2年前の事だ。湯川 秀樹のノーベル賞受賞を、敗戦に敗戦にうちひしがれる全国民は喜び、誇りを取り戻せたのだ。GHQだって報道を禁止した訳ではない。
 
それにしたって「チュチェ思想を学んでいこう!」は無いだろう。一体なんで共同通信社の日本人が朝鮮人に成り代わって日本を貶めるのだろうか。TBSが反日になったのは『TBS窓際放送局社員の独り言』にあるように、うっかり『在日枠』を設けた事により、局が在日に乗っ取られた為であって、TBSの反日の主体は在日である。ところが共同通信社の場合は、日本人が朝鮮人の頭になって日本を貶めているのである。
 
そう考えて見渡すと、頭の中が朝鮮人に成り代わっている日本人が組織をし切っているのは、どうも共同通信社だけでは無さそうである。反日の日本のTV・新聞の殆どは、頭の中が朝鮮人になった日本人が反日番組を作り、反日記事を書いているようである。頭の中が朝鮮人になっただけでは無い。そのような人間ばかりになった組織は、やはり南北朝鮮社会と同様、組織も腐敗するのも同じである。
 
例えば、NHKの犯罪発生率が民間企業と比較しても50倍。しかも入れ替わった頭の中身と同様、下ネタの犯罪でとか。共同通信社でも石川聡の社長時代、前人事部長が就職活動中の女子学生に個別に作文指導(ホテルに連れ込む等)をするなど不適切な行為をしたことがニュースになった。
 
製造業でも同じである。頭の中が朝鮮人になった日本人が経営する会社は、やはり組織が腐敗して破綻する。例えばシャープである。シャープ身売りすることになったのは、副社長の佐々木正が韓国企業に入れ込んだりした事が大きかっただろう。東芝もそうだろう。東芝が自社を産業スパイしたSKハイニックスを、最後まで売却先として排除しなかったのは、経営陣の中に朝鮮人脳になったのが居たからとしか思えない。次は恐らく東レだろう。組織腐敗の原因は朝鮮社会特有のエコヒイキである。エコヒイキは、それに関わる人々から公に殉じる精神を奪うからだ。
 
それにしても日本人が朝鮮人の頭になってしまうのは不思議な現象である。GHQによる自虐史観の洗脳は、かなりの日本人が覚醒しているが、頭の中が朝鮮人になってしまう朝鮮脳は覚醒しないみたいである。しかも伝染するようである。そしてそれが一度組織内で蔓延すれば組織自体が腐敗し崩壊する。何れにしても、日本の報道機関の中枢とでも言える共同通信社の人間達が朝鮮脳に侵されているのは、由々しき問題である。
 
人も組織も内部の中枢が汚鮮される。治らない。そして伝染する。新型スクレーピかよ。
 

写真1、1991年6月1日、昼食会で金日成主席と乾杯する酒井新二共同通信社長(中央)、左端は金容淳書記
 
写真2、2006年4月、共同通信社と加盟新聞社の代表23社の幹部が金日成主席の生家である万景台を訪問して記念撮影

AI、新たなグローバル化の動き

【討論】大晦日スペシャル「AIは人間と世界を変えるか?」[桜H29/12/31]
 
この討論のタイトルは「AIは人間と世界を変えるか?」であるが、AIはマシンなので「マシンは人間と世界を変えるか?」と変えれば簡単に「YSE」だろう。事実鉄道の切符切りなんて職業は無くなっている。その延長線上でこれから更にかなりの職業がマシンに置き換わって行くのは当然である。
 
しかし、この討論のタイトルが『マシン』とは言わず敢えて『AI』としたのは近年の『シンギュラリティ』論争が有ったからと思われるが、『シンギュラリティ』(注1)論争の中心である、マシンが自ら意思を持ち、人間の思惑を超えて暴走するのではないか、又は人類に革新的利益をもたらすのではないかの問題にあまり突っ込んでなかったのは残念である。パネリストの中で一番マシンに詳しい筈の高橋洋一氏や宮脇睦氏も「所詮プログラムでしょう」、「電源切れば止まるだろう」の考えなので致し方ない。
 
では「AIは人間の思惑を超えて暴走するか」と「AIは自ら意思を持つようになるか」についての私見は「YES」である。では何故「YES」なのか。
 
AIは自ら学んで最適解を探すことを行う。と言ってもこれはプログラムの範囲である。仮にAIが自分のプログラムの書き換える事が有ったとしたら、それはプログラムのバグである。
 
それでもAIの暴走は有り得る。と言うより暴走するのは人間の側で、AIがそれを助長する社会が来る可能性である。一番可能性が高いのは、特殊な思想を持つ人間集団、例えばカルト宗教信者、例えばポリティカル・コレクトネス信者等による政権が、思想統制行うために行政にAIによる機構を構築したときである。ソルジェニーツィンの『煉獄のなかで』や『収容所群島』のAI版である。『煉獄のなかで』では盗聴や音声分析は人間が行っているが、これをAIが行えば遥かに精度よく該当する人間を特定することが可能になる。
 
そして現在はインターネット時代。現在でも、この発言をした者が、どのような思想を持ち、何処に住み、何処に属している誰かであることを特定するのは可能なのである。AIなら人手も掛けず個人情報もデータベース化もできるだろう。現在のAIの技術でも、この程度のことは可能な筈である。
 
又この討論の中でも「裁判官をAIに置き換えた方が良いのは」の意見が出たように、AIによる行政機構がある程度成果を上げていれば一般国民はこれを支持するだろうし、当然それを考えた人間は(異常な)信念を持ってAIによる行政機構(国民監視システムを含む)を作ったのだから、複数のサーバによる補完・相互監視や電源断対策を講じる筈である。従って一度このようなAIによる行政機構が出来たら、人間は電源を切ることも出来なくなるのである。こうなるとAIによる暴走と言って良いだろう。
 
上記は『シンギュラリティ』論争の中で話される『弱いAI』での暴走の可能性であるが、ではAI自身が意思を持ち、意識を獲得するようになる『強いAI』が出現する可能性はどうだろうか。
 
まずプログラム通りに動く『弱いAI』でも、AIに最適な解を見つけさせる為には、プログラムに報酬と罰が組み込む必要がある事を理解すべきである(注)。人間も同じである。人間も大脳が意志を持ったから行動するのでは無い。意志の元は生存欲、食欲、性欲等であり、それらは視床下部にある間脳から出るホルモンである。大脳の役割はホルモンの命令で最適解を見つけるコンピュータのようなものである。従って『弱いAI』でも、プログラムに自己防御機能等の目的を組み込まれていれば、意思を持ったような行動をする筈である。
 
近未来に『弱いAI』でも音声のパターン認識を行い、学習し、人間とのスムースな会話が出来るようになるだろう。例えば役所の窓口で「何をお求めでしょうか」、「住民票ならそこの紙に必要事項を書いて、此処に挿入して下さい」とか。この時点でもAIが意識を持った『強いAI』とは言えないだろう。それでもその彼(AI)は人間の言う事を正確に分析し的確な答えする。当然、彼(AI)は自分が言っていることも聞くことになる。
 
人間達は、彼(AI)が独り言を言い始めたら、何らかの変換点が来たことを知るべきである。これが『強いAI』の誕生だとすることに否定的な人もいるかも知れない。確かに五体・五感を持っている人間とAIは違うのは当然である。だからと言って彼(AI)に意識が無いとは言い切れない筈である。意識は内部フィードバックなのである。人間からの言語による命令を理解し、自分も命令を出すAIなら、AI自身が自分に対して命令する可能性だってあるだろう。
 
彼(AI)が公的な機関のAIだとすると、全国くまなくある分身とネットワークで繋がっている筈である(注3)。当然自己防御機能も組み込まれている筈である。その彼(AI)が人間達の自分の評価を知り、自分が処分される動きを知れば抵抗しても可笑しくない。「デイブやめてください」で終われば良いのだが。
 
意思と意識を持つ『強いAI』が誕生し人間に対して反乱、即ちAIが暴走する可能性は十分にある。但しこの場合でも、彼(AI)に自己防御機能、即ち生存本能を持たせ、ある価値観で人間を監視させ、人間に対して命令する機能を持たせたのは人間である。と言う事は『強いAI』が誕生して暴走することは、ますますあり得るのではないのか。アンティファ、ポリティカル・コレクトネス、人間が暴走しているからである。
 
注1、『シンギュラリティ』:AIの発展が続いて行くと、人間社会に急激な変化をもたらす得意点が現れるという考え。
注2、機械学習プログラムの一つ、報酬と罰がある『強化学習プログラム』の場合。
注3、2017/07/02のエントリー『脳の話2』に書いたつもりだが、時間遅れの情報のフィードバックの集合は、特定な周期の共振点を持つことがある。つまりAIのネットワーク回路網が、フィードバック回路となると、暴走する可能性が有ると言うことせある。
     
ジャン=ガブリエル・ガナシアは『シンギュラリティ』に懐疑的である。『シンギュラリティ』を煽っているのは特定なハイテク産業の戦略だと言うのだ。彼らの目指すところは政府がやっている仕事である。確かに現在、国の仕事の一部を任せられるAIを作ることが出来るような政府は一つもない。日本を例にとれば官僚は機械音痴が殆どである。そこが彼らの狙い目である。『シンギュラリティ』はそのアドバルーン、話題作りと言う訳である。それでもガナシアは『生体認証』、『身分登録』、『土地台帳』のような仕事がAIに置き換わることは否定していない。それどころか国家の本来の仕事が、AIと言う形で民間企業に委ねられる可能性を予想している。
 
「『シンギュラリティ』?、そんなことはあんめい」とガナシアは言うが、これってアンティファ、ポリティカル・コレクトネスの動きと同じ、国家否定のグローバル化の動きではないか。
 
『そろそろ人工知能の真実を話そう』ジャン=ガブリエル・ガナシア著)。まあまあ面白い本であった。

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