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崗上虜囚の備忘録

日本よ!。私の日本への思いです。 コメントに返事を書かないこともあります。悪しからず。 コメントの投稿は日本人だけにしてください。 日本人でない場合は、国籍を書いてください。 注、google chromeで閲覧出来ませんので、filefoxかinternet explorerで閲覧してください

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高度監視と先制攻撃システム

>虜囚様
 私は基本的に、既に戦略核は陳腐化していると考えて居ます、それは、米国が「核のルール」を煩く言わなくなった点が一番臭いと思って居ます。

 「戦略核は既に政治の道具に過ぎない。」と言う認識は、虜囚様もお持ちですから、酒と泪様の「核クラブ」と言う表現のレベルに日本が入る/入らないと云う議論が、「核武装すべき」と言う本題なのでしょうが、私は結局の処、核武装自体米国のイニシアティブに随う他はないと考えて居ます。
 
 陳腐化を可能にしたのは、高度な宇宙からの偵察システムに在ります、衛星からの赤外線探知で、深海に潜む潜水艦でさえその居場所を隠せないでしょう、潜水艦がミサイル発射可能な水深迄浮上してミサイルハッチを開けた時点で攻撃されます。

 高度監視と早期先制攻撃システム(内容は熱核レーザー砲か?)がその正体だと思っております。

 08年の四川大地震の時、80年ごろから毛沢東が極秘で建設した地下の核開発施設が、上空からと思われる執拗な攻撃で壊滅、多くの核開発に関わる研究者や軍関係者が死んでいる様ですが、その契機は、前年に行われたシナの衛星への迎撃行為にあったと言われて居ます。

 詰まり、基地への攻撃は、米国の(米空軍の)示威・制裁行為であったと考えられているのですが、その破壊力から云えば、発射点を固定する他ないこれ見よがしの大型核は何の意味もありません。

 現実的な意味で日本が軍事的な面で立つべきポジションとは、極東の自由主義国家圏の保護者の一人、盟主米国の協力者と言う立場でしょう。 日本が戦前の様に、独自で経済圏を創造し維持できるのなら別ですが、軍事・経済面で米国依存100%で此処までやって来たのは事実ですし、今も然して変わって居ないのでは、是は致し方ない話です。

 仮に日本が極東における米国の役割を全部引き受けるダケの相互信頼を勝ち得る事が出来れば、核武装容認は当然です、むしろ、米国は積極的に日本に核配備を「割り当て」てくるでしょう、然も前述の先制攻撃システムと組み合わせてです。

 米国は疲弊し始め、米国はTPP等に観られるように、米国が世界平和の為につぎ込んで来た努力への報酬・成果を同盟国に要求し始めて居ます。

 日本は真にアジア全域の経済圏の保護者としての責任を果たせる様に、国内の法整備を行い、軍事関連の情報管理を徹底して、その付託に応えるべきでしょう。 と言うか、それしか途はないと思います。

 先ずは、シナの工作に侵されたマスゴミの解体・改革こそ、防衛問題の喫緊の課題だと言えます。

無題

ナポレオン・ソロ 様
アメリカが核を陳腐化だと思っていれば、核放棄を真っ先に行い、核保有国に圧力を掛ける筈ですが、未だ核を手放す動きはありません。むしろイランの核開発を止めさそうと熱心なのは、アメリカこそ核兵器を信奉しているからではないのでしょうか。

戦略ミサイル原子力潜水艦は高価です。これを守る為に攻撃型原潜も配備しなければなりません。上空から、ミサイルも地下基地も海中にある潜水艦も攻撃できるのなら、戦略ミサイル原潜など止める筈ですが、むしろ核兵器は戦略ミサイル原潜に一本化するような動きを見せています。それが証拠には、艦艇にあった巡航ミサイルは止める傾向のようです。

又、地下基地を攻撃出来るような兵器は、人類は未だ手にしていないと思います。岩盤の奥深くまで侵入出来る高エネルギーの宇宙線も有りますが、これは銀河の中心部で作られる宇宙線です。素粒子にこのような高エネルギーを与えられる加速器は、現在の処地球上に存在しません。岩盤に守られた基地を攻撃するには、高質量な物体を高速度でぶつけると言う、大艦巨砲時代と同じことをするしか手は有りません。

アメリカの技術を買いかぶりすぎ、そこに頼るのは危険だと思います。アメリカの技術力は間違いなく低下しています。日本に対する過去の様様な干渉は、アメリカのあせりです。但し現在の処、科学技術全般では、アメリカが段突一位ですけど。

何度も申しているつもりですが、私の意見は、日本がアメリカに全て頼ることが日本の危機を導き、また世界の不安定を招く結果となっており、日本が軍事的にも外交的にも自立して、初めてアメリカ等と共に世界秩序に貢献できると思っています。

これを阻止しているのが、支那・朝鮮に洗脳された日本人と、日本に巣食う支那人・朝鮮人です。ソロ様の言うよう、まずマスゴミの解体を先にするのが効果的ですが、なにしろ彼等は今や日本の政官の中枢部まで侵入しているので、彼等を排除するときに国防上の空白期間が生まれる可能性があります。このエントリー『核武装を急げ』は、その懸念から書いたつもりです。

米国が核を捨てない理由

>>核放棄を真っ先に行い、核保有国に圧力を掛ける
否、「絶対の打撃力」を持つ兵器がアk利に開発されているとしたら、他国の追従を抑える為にも出来れば極秘にしたいでしょうが、廃棄となれば、当然その秘密兵器の存在を公表しなくてはなりません。

 然も無ければ、抑止力のバランスが大きく崩れ、起こらなくてもよい戦争が起こって終います。

 是が核を放棄しない代りに、イラン等コントロール不可能な国以外が核を持つ事を積極的に妨害しない理由だと思います。

 現在の米国の軍事力は、他の軍事大国に大きく差をつけてトップです、旧ソ連の核保有数のみが米国に並ぶのみですが、是は一時疲弊したロシアに力の維持が出来ているかは疑問です。 然りとて、米国といえどその維持費を何時までも払い続ける事も是亦不可能でしょう。

 事実アメリカ経済は、リーマンショック以来、大きく疲弊した姿を見せつけて居ます。 然し、軍事面に措いては、米国主導の体制は少しも陰りを見せてはいないのですが、米国は軍事的な費用負担を軽減する方向を模索しなければならない事態になっているのは事実でしょう。

 戦略面で軍事費の増大を避ける方法とは、徒に紛争を起こさない事、と言うか、紛争を完全にコントロールする事ではないでしょうか。

 仮に従来の大型核兵器を凌駕・陳腐化する新兵器が既に掌中に在り、配備も終わって居るのなら、現在の世界の軍事的な均衡を崩す理由は少しも在りません。

 詰まり、米国にとっては、共産シナの軍拡等児戯に等しいと看做しているワケですが、是が仮に、米国も核ミサイルが主体の武装なら、共産シナの動向にもっと神経質になっている筈です。 例えば、海南島に人民海軍が建設した原潜の海中基地などは建設に着手した時点で、政治的な警告を発したでしょう、然し、完成しても何も言わないのはなぜでしょうか。

 カゥンターインテリジェンス面で、大きく優位に立つ米国の軍事的な実態が、シナ諜報部に拠って100%明らかになる事は有り得ない事ですし、仮に、断片的にでもそれを知る立場に人民軍が在っても、遅浩田の様な時代遅れの退役軍人に仕切られている軍に居る彼らの裡、何人が冷静な分析、判定が下せるか、大いに疑問です。

 正に身内の愚かな将軍は、百万の敵を凌駕する脅威ですね。

訃報

 スレには関係が有りませんが、行動する保守ブロガーで知られる花うさぎさんが、27日夕方、ご病気の為亡くなられたそうです。

 息子さんが代りにスレッドを挙げてて報告されて居ます。

 ブログにはアクセスが殺到している様で、フリーズ状態です。

 取り急ぎお知らせまで。

>Re.訃報

ナポレオン・ソロ 様

有難う御座います。
当、ブログでも弔意を表したいと思います。

無題

  ユーロタイフーンも良い戦闘機だと思います、仰る様に何より、ライセンス生産に拘らないと云う点で、推力7トンと言う強力なエンジンを日本で造れるのは大きいのですが、米国が不況の真っ只中に在るこの時期にFXでユーロ側から導入と言う選択は、明らかに「脱米国に向けて舵を切った」ととられても仕方が無い。 性能に格差が無いのなら、米国内に敵を増やすダケのタイフーン選択は出来ないでしょう。

 FXの主眼として、シナの航空母艦に対する防御と言う点を付加しなくてはならない点が有りましたが、 現在共産シナは、整備能力が追い付かず、整備不良で折角の新鋭戦闘機が次々と墜落、ベテランパイロットが沢山死んでいるそうな、そっちの損害は簡単には回復できない筈です。

 2016年からの配備で十分間に合うでしょう。

 況や、空母の離発着訓練で整備不良は致命的です、むざむざと百数10億の機体と、同じく数十億円以上を懸けたパイロットを喪うのは正に自爆、自滅行為の最たるものと言えましょう。 譬え、追いついたとしても、米軍の水準には絶対に到達できないのは明白ですから。

 F35Aのペイロードの大きさに注目して、A10の後継機として評価する向きもあります。

 F35B(VTOL)、F35C(艦載機)と用途も様々だし、何よりF22の開発失敗で培った部分を修正できているのが強みかなと。

 F35Aの採用に共産シナが不快感を示して居ますが、結局の処、シナ側が、喉から手が出るほど欲しい戦闘機がF35A、もしくはF35Cだったのではないでしょうか。

 

無題

ナポレオン・ソロ 様
ユーロタイフーンの良い処は、スーパークルーズ(超音速巡航)が出来る事です。後は4.5世代機なので、F-35と比較してかなり見劣りがします。ソロさんが言うように2016年配備で間に合うのなら、F-2でもよいと思います。

でも空自がかなりあせってF-35Cに決めたのは、尖閣に飛来する支那用機の後ろに、ステルス機らしい機体が現れるようになったからだと思います。これがJ-20かどうか分かりませんが、インドで行われた模擬空中戦でF-15がSu-30に完敗しているので、余計あせっているのしょう。

>米国内に敵を増やすダケのタイフーン選択は出来ないでしょう。

むしろ、↑ の事の方が重要です。日本は、いざと言うときアメリカが敵に回るのか、味方なのか調べてようとしません。このため日本は永遠に出られないぬるま湯に漬かっている状態なのです。

尖閣を例にとれば、日本がアメリカを頼っていても支那の脅威は増すばかりですが、アメリカと手を切るのは危険すぎるので手が切れない。しかし、それはアメリカの思惑です。

尖閣の脅威は、アメリカが作り出しているふしがあります。衝突漁船船長を釈放した裏にはアメリカの思惑が働いている筈です。

これは支那に対して、尖閣問題は未解決の問題であるとのシグナル与えることになっています。また、アメリカは自衛隊が駐留した場合、日米関係に重大な支障が生じると言って、尖閣に自衛隊が駐留しないように釘をさしています。

日本側の立場は、尖閣は解決している問題であって、自衛隊を駐留させようと日本国民が上陸しようと自由であり、そうした方が実効支配を強め、支那の野望を挫くことになるのですが、そうさせないのがアメリカの方針なのです。

『危機を作り出して軍事費をアメリカに落とさせ、それを継続させる為に日本が軍事力でも軍事技術でも独立出来ないように邪魔をする』、これがアメリカの日本に対する戦略です。

私が、ユーロタイフーンを薦めたのは、アメリカの頚木から抜けること、つまりぬるま湯から出る為です。

アメリカの軍事技術はダントツですが、これは鳥無き里の蝙蝠の世界だからです。ドイツ、日本が自由になればアメリカの軍事が今のようにダントツだと言うことは無くなります。スパコンの世界、自動車の世界を見れば分かる筈です。

何故、アメリカが日本やドイツにタガを嵌めているかと言えば、どちらも伝統文化が続いている国だからです。もの作りは、伝統文化に裏打ちされた感性がけっこう必要なのです。アメリカ人も薄々それが分かっているのでしょう。

戦闘機なども、所詮人間が作り人間が使うものです。もっとも日本も、ソロさんが中韓さんの処でコメントした『うさぎ追いし』文化が消えかかっているので、日本人の感性もかなり失われているかも知れませんけど。

またアメリカは、多国間のパワーバランスで得る平和を知りません(伊藤貫氏の受け売りですけど)。なんでもかんでも、アメリカだけで解決しようとします。でも、アメリカの国力、技術力、軍事力は間違いなく低下しています。

そのうち支那を押さえきれなくなります。支那が如何にインフレで荒れようと、国内で暴動が起きようと、イラクやアフガンなどとは違います。アメリカが日本の重要性に気が付いたときは、既に日本人は去勢状態で使い物にならない処か、支那に洗脳されてアメリカの敵になっているかも知れません。

動物の世界でも、人間の世界でも、親離れ子離れの時があります。そろそろ、日本は軍事でも外交でも自立して、日本から見た世界、世界から見た日本と複眼的な見る目を養い、その中で世界の中の責任ある役割を果たす。又アメリカは、多国間のパワーバランスを理解して妥協することを知るべき時だと思います。

只の戦闘機選びですが、米国内に敵を増やす増やさない事は何なのか、その結果はどうなるのかを知るのが重要だと思います。

米国の先進性の謎

>>日本は、いざと言うときアメリカが敵に回るのか、味方なのか調べてようとしません
先ず以て問題なのが此の点ですね、調べようとして居ないのか、それとも、調べる術が無いのかは判りませんね。 其処を疑えない、疑おうとしないのは、現在の官僚水準の限界と言うべきでしょう。

>>アメリカと手を切るのは危険すぎるので手が切れない。
 いいえ、戦後以来。力関係に全く変化の要素が無い日米間の軍事関係ですから、この面が絡んだ問題で米国と手を切る等選択の自由が日本に有るとは思えません。

 現に、お花畑のルーピィは本気で米国を切ろうとしたが、極左の管がそれを否定、韓国右翼の野田は更なる否定をしています。

 「領土問題は日本と第三国間の固有の問題」と、建前論に終始する米国ですが、実際の話と謂えば、東シナ海封鎖は日米のシーレーン確保の為には、必須です、米国は飽く迄、この先も南シナ海防衛も含めて自国の国益維持の為に選択するでしょう

>>もの作りは、伝統文化に裏打ちされた感性がけっこう必要なのです。
私は感性のみならず、伝統文化を維持してきた社会でなくては、モノ造りの心は育て、維持する事が出来ないだろうと思って居ます。

 20世紀の米国の場合、先端技術の殆どは、輸入したモノです、技術者や研究者を輸入して、実質発明を買った場合を除いても殆どが輸入でしょう。

 逆にそれこそ、米国人が米国の限界は、人類の限界と考えている理由ですが、米国が見向きもしない、地味な研究やマイナーな開発事業にこそ、人類の未来を託せる技術が有るのかもしれませんね。

>>アメリカは、多国間のパワーバランスで得る平和を知りません
是にははっきり異論が有ります。

 現在の世界のパワーバランスは、カナリ複雑怪奇な様相を示していると考えて居るので。

 彼らの考え方が、パワーイニシアティブの極集中で、終局二極対立と想定しているのならその通りかもしれませんが、人類の生存に大事なのは、終局の結論の如何では無く、其処に至る迄の過程や懸る時間だったりするのでは?

 米国で問題なのは、上層部に視野狭窄に陥っている連中が多いと云う事でしょう、特に白豪主義を当然と考えているWASP系、カザール系ユダヤ教徒等は、自分達中心の世界以外を考えて居ないが如く振る舞っていると聞き及んでいますが、彼らの狭窄は一種のパラドックスで、仏教に言う無間地獄に陥り留まるところを知らない。

 彼らの言葉を借りるに、全ての結論は、神の御心の裡に或ると考えれば宜しい話で、何も人間が出しゃ張る必要はないのですがね。

>>米国内に敵を増やす増やさない事は何なのか、その結果はどうなるのかを知るのが重要だと思います。
私が云いたいのは、人間の対立で、その問題を解決するべきではないと云う事です。

 現状で対立が齎す究極は人類の絶滅です。 既に人類は自らの手で、平和を成立させる要件としての武力を大きく変質させてしまっていると思うからです。

 具体的に謂えば、核兵器と言う強大な火力が登場した時点で既に、その有益な一つの存在意義を名目化・形骸化させ始めていると言って宜しいでしょう。

 それが故に、武力を「平和維持に必須なもの」として維持発展させる事で利益を得て行く勢力は、ここら辺のロジックの裏付け維持は大層重要なものになるワケです。

 それこそ、前述の核兵器を陳腐化する「リーサルウェポンが既に配備されている」と云う事が発表されない理由でもあります。 発表した途端、米国は軍需産業に急速な衰退が起こり、米国の国力が衰退、現状の武力を維持できなくなって、結果、世界大戦に及ぶからです。

 人類の情報網の発展~情報伝達速度の進化は、ソウ云った危険な面も併せ持っていると云うべきです。

 仰る通り、米国の科学・技術開発力は、カナリ落ちて居ると思いますが、その到達点が明らかではない以上、どれ程の先進兵器があるのかは、世人には推り知れないものが有りはしませんか?

無題

ナポレオン・ソロ 様
アメリカには、F・ルーズベルト以来の日本完全封じ込め派と、二重封じ込め派はあるそうです。これも伊藤貫氏の見方ですが、完全封じ込め派の政権が長く続く、又はその派がアメリカを支配しているなら、ぬるま湯であろうと、アメリカの力が続くであろうと、その頚木を解かなければ日本の未来は有りません。

二重封じ込め派でも日本封じ込めには変わりが有りませんが、二重封じ込派は妥協で二重封じ込派めに転向したのだから、日本が提案すれば、さらなる妥協は有り得ると思います。完全封じ込め派との話し合いは無いでしょう。

アメリカがパワーバランス方式を取らない例は、大東亜戦争に至ったアメリカの態度です。イギリスは日本を追い詰めることに反対でしたが、ルーズベルトは日本を完全に潰すことしか考えていませんでした。

現在でも、イランに対する態度は原理主義ともいえる態度です。まだルーズベルト方式が続いているようです。その原理が人種的偏見なのか、宗教的原理なのか、ひたすら損得を考えた結果なのか分かりませんが、日本完全封じ込は続いていることは確かです。

アメリカと手を切るか切らないかの判断材料は、慰安婦問題に対するアメリカの態度です。それは、河野談話を破棄したときアメリカの反応を見れば分かると思います。アメリカが飽くまで朝鮮人の嘘に加担するなら、アメリカは日本の敵だと知るべきです。

アメリカの意思が何がなんでも日本を封じ込めにあるなら、強大なアメリカと手をつなごうと日本は滅びます。青少年に自虐史観を植え付け、永遠に嘘を事実と肯定する国はもう滅びているのです。

文集新書の『日中もし戦わば』を読んでいますが、この中に登場するマイケル・グリーン氏(アメリカ国家安全保障会議日本朝鮮担当部長)は、尖閣に自衛隊を駐留することを牽制します。彼も又、米議会の慰安婦決議に反対する日本の保守派政治家に対して批判的です。日本が彼の思惑に反する意思を示したときどうなるかです。

河野談話破棄は何れしなければなりません。又尖閣の避難港の整備もしなければなりません。そのときアメリカが突如、日本に牙を剥くかも知れません。牙を剥かれたときに初めて準備をするのには遅すぎます。私が核武装を急げと言った理由は此処に有ります。

リーサルウェポンについては、原理的なものが分からないので何も論評できません。分からないから無いと思っているのですが。アメリカは核兵器があっても、マハンの海軍戦略の『海を制する者は世界を制する』を忠実に実行しています(支那は一足飛びに宇宙に目を向けていますが)。武道でも剣術だけで無く、体術、立ち技も寝技も会得しておかなければ、不覚を取ります。なので通常兵器も一生懸命整備しているのでしょう。

アメリカは日本の潜在力を恐れています。だから封じ込めなんでしょうけど。


アメリカの兵器も結構ヤボですよね。第二次大戦の最優秀戦闘機はP51ムスタングと言うことになっていますが、設計者はドイツ人ですよね。

核武装を急げ、補足

エントリー『核武装を急げ』で、ナポレオン・ソロ 様から、コメントを頂ました。
http://kojoryoshu83.edoblog.net/Entry/33/#comment17

『 日本がアメリカと戦争する気なら、アメリカは地下サイロの発射基地もろとも日本を全滅させることができるのだから無意味なのではないか。大陸間弾道ミサイルなんかより高精度の小型核兵器の方が有用ではないか 』 とのご趣旨だと思いますが、日本が核兵器を持つべきと言っているのは、アメリカと戦争する為ではありません。アメリカを敵にさせないためです。

核武装の目的は、これから起きる倭国大乱のとき、如何なる国にも日本に野心を抱かさないようにする為です。確かに地下サイロ方式では、先制の核攻撃で能力を失います。本来なら、弾道ミサイルは原子力潜水艦に乗せるべきですが、間に合わないので、とりあえずは弾道ミサイルは水上艦艇に載せ、すわと言うときは潜水艦の攻撃を避けるため、高速で遊弋させれば、その目的に敵うと考えたしだいです。

何処かの国が、如何に核戦力が優れているとしても、一隻でも打ちもらしたなら、取り返しのつかない損害を蒙ることになります。日本としては何処の国とも戦争を避けたいのに、敢て日本にちょっかいをだして自国が悲惨な目に会ったら、その国民は自国の政権に対して怒る筈です。勿論アメリカはそのようなことをしない筈です。

倭国大乱が起きても、日本人同士が争うならコップの中の荒らしですが、現在の日本は、あらゆる国内勢力に外国のヒモが着いています。日米安保があろうとアメリカだって何時敵として本性を表すかも知れない外国です。国内問題は、日本人だけで片付けなければなりません。急いで核武装をしなければならないのは、国内問題を急いで片付けるためです。

鶏が先か卵が先かのような話ですが、この場合は核武装が先です。

核武装を急ぐ理由として、もう一つの懸念があります。近年アメリカと支那の蜜月関係は終わり、アメリカは本気で支那を危険視するようになったと思います。という事は、支那をどの様に叩くかを考えている筈です。

そのシナリオには、『皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を断つ』のような戦法が考えられます。この場合の皮や肉と言うのは日本です。大東亜戦争の時のハワイを思い出して下さい。

支那に日本を叩かせる為に、アメリカは隙を作る。例えば沖縄から撤退する。または日米安保を破棄する。そして支那に日本を攻撃させる。支那が日本に与える打撃は大きければ大きい程良い。つまり支那が日本に核攻撃するのが一番良い。

もし支那が日本に核攻撃したら、アメリカは世界中の国と連携して支那包囲網を作る。そして兵糧攻めにする。こうして一発も核も使わず、自国民の損害も無しに支那を屈服させる。悲惨な目に会うのは、日本国民だけと言うことになる。

ようするに、核保有国同士は戦わないが代理戦争は行う。代理戦争の戦場となった国は悲惨です。日本の核武装はそうならない為にも必要です。

又、高精度の小型核兵器は贅沢品です。むしろ戦争を起こしやすくなる兵器です。そのような兵器より、まずメガトン級の核ミサイルです。相手が小型核一発でも、お返しはメガトンです。それしか無いもんで。お互い地球からサヨナラですけど。だから核武装国家同士は戦ってはいけないのです。



もう一つ、F35Aのことですけど、私はユーロファイターの方がが良かったと思います。純戦術的な選択ならF35Aでしょうけど。理由はF35Aだと国内航空機産業が縮小化されるからです。アメリカの日本への戦略は、日本の航空機産業の芽を摘むことです。防衛省内局にも国産潰しを行う勢力が居ます。これはPXL、FSXの例を見れば、お分かりと思います。

その点ユーロファイターは、100%近く日本生産を認めています。それより日本が欲しいのはエンジンです。心神のエンジンは5トン×2と非力です。せめて7トンクラスであればかなりの能力を持つ戦闘機になる筈ですが、イギリスにはそれがあります。

そしてイギリスは、ステルス機の日本との共同開発を提案してきています。次期戦闘機を考えたとき、イギルスとの共同開発という惜しい機会を逃したと思っています。

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高度監視と先制攻撃システム

>虜囚様
 私は基本的に、既に戦略核は陳腐化していると考えて居ます、それは、米国が「核のルール」を煩く言わなくなった点が一番臭いと思って居ます。

 「戦略核は既に政治の道具に過ぎない。」と言う認識は、虜囚様もお持ちですから、酒と泪様の「核クラブ」と言う表現のレベルに日本が入る/入らないと云う議論が、「核武装すべき」と言う本題なのでしょうが、私は結局の処、核武装自体米国のイニシアティブに随う他はないと考えて居ます。
 
 陳腐化を可能にしたのは、高度な宇宙からの偵察システムに在ります、衛星からの赤外線探知で、深海に潜む潜水艦でさえその居場所を隠せないでしょう、潜水艦がミサイル発射可能な水深迄浮上してミサイルハッチを開けた時点で攻撃されます。

 高度監視と早期先制攻撃システム(内容は熱核レーザー砲か?)がその正体だと思っております。

 08年の四川大地震の時、80年ごろから毛沢東が極秘で建設した地下の核開発施設が、上空からと思われる執拗な攻撃で壊滅、多くの核開発に関わる研究者や軍関係者が死んでいる様ですが、その契機は、前年に行われたシナの衛星への迎撃行為にあったと言われて居ます。

 詰まり、基地への攻撃は、米国の(米空軍の)示威・制裁行為であったと考えられているのですが、その破壊力から云えば、発射点を固定する他ないこれ見よがしの大型核は何の意味もありません。

 現実的な意味で日本が軍事的な面で立つべきポジションとは、極東の自由主義国家圏の保護者の一人、盟主米国の協力者と言う立場でしょう。 日本が戦前の様に、独自で経済圏を創造し維持できるのなら別ですが、軍事・経済面で米国依存100%で此処までやって来たのは事実ですし、今も然して変わって居ないのでは、是は致し方ない話です。

 仮に日本が極東における米国の役割を全部引き受けるダケの相互信頼を勝ち得る事が出来れば、核武装容認は当然です、むしろ、米国は積極的に日本に核配備を「割り当て」てくるでしょう、然も前述の先制攻撃システムと組み合わせてです。

 米国は疲弊し始め、米国はTPP等に観られるように、米国が世界平和の為につぎ込んで来た努力への報酬・成果を同盟国に要求し始めて居ます。

 日本は真にアジア全域の経済圏の保護者としての責任を果たせる様に、国内の法整備を行い、軍事関連の情報管理を徹底して、その付託に応えるべきでしょう。 と言うか、それしか途はないと思います。

 先ずは、シナの工作に侵されたマスゴミの解体・改革こそ、防衛問題の喫緊の課題だと言えます。

無題

ナポレオン・ソロ 様
アメリカが核を陳腐化だと思っていれば、核放棄を真っ先に行い、核保有国に圧力を掛ける筈ですが、未だ核を手放す動きはありません。むしろイランの核開発を止めさそうと熱心なのは、アメリカこそ核兵器を信奉しているからではないのでしょうか。

戦略ミサイル原子力潜水艦は高価です。これを守る為に攻撃型原潜も配備しなければなりません。上空から、ミサイルも地下基地も海中にある潜水艦も攻撃できるのなら、戦略ミサイル原潜など止める筈ですが、むしろ核兵器は戦略ミサイル原潜に一本化するような動きを見せています。それが証拠には、艦艇にあった巡航ミサイルは止める傾向のようです。

又、地下基地を攻撃出来るような兵器は、人類は未だ手にしていないと思います。岩盤の奥深くまで侵入出来る高エネルギーの宇宙線も有りますが、これは銀河の中心部で作られる宇宙線です。素粒子にこのような高エネルギーを与えられる加速器は、現在の処地球上に存在しません。岩盤に守られた基地を攻撃するには、高質量な物体を高速度でぶつけると言う、大艦巨砲時代と同じことをするしか手は有りません。

アメリカの技術を買いかぶりすぎ、そこに頼るのは危険だと思います。アメリカの技術力は間違いなく低下しています。日本に対する過去の様様な干渉は、アメリカのあせりです。但し現在の処、科学技術全般では、アメリカが段突一位ですけど。

何度も申しているつもりですが、私の意見は、日本がアメリカに全て頼ることが日本の危機を導き、また世界の不安定を招く結果となっており、日本が軍事的にも外交的にも自立して、初めてアメリカ等と共に世界秩序に貢献できると思っています。

これを阻止しているのが、支那・朝鮮に洗脳された日本人と、日本に巣食う支那人・朝鮮人です。ソロ様の言うよう、まずマスゴミの解体を先にするのが効果的ですが、なにしろ彼等は今や日本の政官の中枢部まで侵入しているので、彼等を排除するときに国防上の空白期間が生まれる可能性があります。このエントリー『核武装を急げ』は、その懸念から書いたつもりです。

米国が核を捨てない理由

>>核放棄を真っ先に行い、核保有国に圧力を掛ける
否、「絶対の打撃力」を持つ兵器がアk利に開発されているとしたら、他国の追従を抑える為にも出来れば極秘にしたいでしょうが、廃棄となれば、当然その秘密兵器の存在を公表しなくてはなりません。

 然も無ければ、抑止力のバランスが大きく崩れ、起こらなくてもよい戦争が起こって終います。

 是が核を放棄しない代りに、イラン等コントロール不可能な国以外が核を持つ事を積極的に妨害しない理由だと思います。

 現在の米国の軍事力は、他の軍事大国に大きく差をつけてトップです、旧ソ連の核保有数のみが米国に並ぶのみですが、是は一時疲弊したロシアに力の維持が出来ているかは疑問です。 然りとて、米国といえどその維持費を何時までも払い続ける事も是亦不可能でしょう。

 事実アメリカ経済は、リーマンショック以来、大きく疲弊した姿を見せつけて居ます。 然し、軍事面に措いては、米国主導の体制は少しも陰りを見せてはいないのですが、米国は軍事的な費用負担を軽減する方向を模索しなければならない事態になっているのは事実でしょう。

 戦略面で軍事費の増大を避ける方法とは、徒に紛争を起こさない事、と言うか、紛争を完全にコントロールする事ではないでしょうか。

 仮に従来の大型核兵器を凌駕・陳腐化する新兵器が既に掌中に在り、配備も終わって居るのなら、現在の世界の軍事的な均衡を崩す理由は少しも在りません。

 詰まり、米国にとっては、共産シナの軍拡等児戯に等しいと看做しているワケですが、是が仮に、米国も核ミサイルが主体の武装なら、共産シナの動向にもっと神経質になっている筈です。 例えば、海南島に人民海軍が建設した原潜の海中基地などは建設に着手した時点で、政治的な警告を発したでしょう、然し、完成しても何も言わないのはなぜでしょうか。

 カゥンターインテリジェンス面で、大きく優位に立つ米国の軍事的な実態が、シナ諜報部に拠って100%明らかになる事は有り得ない事ですし、仮に、断片的にでもそれを知る立場に人民軍が在っても、遅浩田の様な時代遅れの退役軍人に仕切られている軍に居る彼らの裡、何人が冷静な分析、判定が下せるか、大いに疑問です。

 正に身内の愚かな将軍は、百万の敵を凌駕する脅威ですね。

訃報

 スレには関係が有りませんが、行動する保守ブロガーで知られる花うさぎさんが、27日夕方、ご病気の為亡くなられたそうです。

 息子さんが代りにスレッドを挙げてて報告されて居ます。

 ブログにはアクセスが殺到している様で、フリーズ状態です。

 取り急ぎお知らせまで。

>Re.訃報

ナポレオン・ソロ 様

有難う御座います。
当、ブログでも弔意を表したいと思います。

無題

  ユーロタイフーンも良い戦闘機だと思います、仰る様に何より、ライセンス生産に拘らないと云う点で、推力7トンと言う強力なエンジンを日本で造れるのは大きいのですが、米国が不況の真っ只中に在るこの時期にFXでユーロ側から導入と言う選択は、明らかに「脱米国に向けて舵を切った」ととられても仕方が無い。 性能に格差が無いのなら、米国内に敵を増やすダケのタイフーン選択は出来ないでしょう。

 FXの主眼として、シナの航空母艦に対する防御と言う点を付加しなくてはならない点が有りましたが、 現在共産シナは、整備能力が追い付かず、整備不良で折角の新鋭戦闘機が次々と墜落、ベテランパイロットが沢山死んでいるそうな、そっちの損害は簡単には回復できない筈です。

 2016年からの配備で十分間に合うでしょう。

 況や、空母の離発着訓練で整備不良は致命的です、むざむざと百数10億の機体と、同じく数十億円以上を懸けたパイロットを喪うのは正に自爆、自滅行為の最たるものと言えましょう。 譬え、追いついたとしても、米軍の水準には絶対に到達できないのは明白ですから。

 F35Aのペイロードの大きさに注目して、A10の後継機として評価する向きもあります。

 F35B(VTOL)、F35C(艦載機)と用途も様々だし、何よりF22の開発失敗で培った部分を修正できているのが強みかなと。

 F35Aの採用に共産シナが不快感を示して居ますが、結局の処、シナ側が、喉から手が出るほど欲しい戦闘機がF35A、もしくはF35Cだったのではないでしょうか。

 

無題

ナポレオン・ソロ 様
ユーロタイフーンの良い処は、スーパークルーズ(超音速巡航)が出来る事です。後は4.5世代機なので、F-35と比較してかなり見劣りがします。ソロさんが言うように2016年配備で間に合うのなら、F-2でもよいと思います。

でも空自がかなりあせってF-35Cに決めたのは、尖閣に飛来する支那用機の後ろに、ステルス機らしい機体が現れるようになったからだと思います。これがJ-20かどうか分かりませんが、インドで行われた模擬空中戦でF-15がSu-30に完敗しているので、余計あせっているのしょう。

>米国内に敵を増やすダケのタイフーン選択は出来ないでしょう。

むしろ、↑ の事の方が重要です。日本は、いざと言うときアメリカが敵に回るのか、味方なのか調べてようとしません。このため日本は永遠に出られないぬるま湯に漬かっている状態なのです。

尖閣を例にとれば、日本がアメリカを頼っていても支那の脅威は増すばかりですが、アメリカと手を切るのは危険すぎるので手が切れない。しかし、それはアメリカの思惑です。

尖閣の脅威は、アメリカが作り出しているふしがあります。衝突漁船船長を釈放した裏にはアメリカの思惑が働いている筈です。

これは支那に対して、尖閣問題は未解決の問題であるとのシグナル与えることになっています。また、アメリカは自衛隊が駐留した場合、日米関係に重大な支障が生じると言って、尖閣に自衛隊が駐留しないように釘をさしています。

日本側の立場は、尖閣は解決している問題であって、自衛隊を駐留させようと日本国民が上陸しようと自由であり、そうした方が実効支配を強め、支那の野望を挫くことになるのですが、そうさせないのがアメリカの方針なのです。

『危機を作り出して軍事費をアメリカに落とさせ、それを継続させる為に日本が軍事力でも軍事技術でも独立出来ないように邪魔をする』、これがアメリカの日本に対する戦略です。

私が、ユーロタイフーンを薦めたのは、アメリカの頚木から抜けること、つまりぬるま湯から出る為です。

アメリカの軍事技術はダントツですが、これは鳥無き里の蝙蝠の世界だからです。ドイツ、日本が自由になればアメリカの軍事が今のようにダントツだと言うことは無くなります。スパコンの世界、自動車の世界を見れば分かる筈です。

何故、アメリカが日本やドイツにタガを嵌めているかと言えば、どちらも伝統文化が続いている国だからです。もの作りは、伝統文化に裏打ちされた感性がけっこう必要なのです。アメリカ人も薄々それが分かっているのでしょう。

戦闘機なども、所詮人間が作り人間が使うものです。もっとも日本も、ソロさんが中韓さんの処でコメントした『うさぎ追いし』文化が消えかかっているので、日本人の感性もかなり失われているかも知れませんけど。

またアメリカは、多国間のパワーバランスで得る平和を知りません(伊藤貫氏の受け売りですけど)。なんでもかんでも、アメリカだけで解決しようとします。でも、アメリカの国力、技術力、軍事力は間違いなく低下しています。

そのうち支那を押さえきれなくなります。支那が如何にインフレで荒れようと、国内で暴動が起きようと、イラクやアフガンなどとは違います。アメリカが日本の重要性に気が付いたときは、既に日本人は去勢状態で使い物にならない処か、支那に洗脳されてアメリカの敵になっているかも知れません。

動物の世界でも、人間の世界でも、親離れ子離れの時があります。そろそろ、日本は軍事でも外交でも自立して、日本から見た世界、世界から見た日本と複眼的な見る目を養い、その中で世界の中の責任ある役割を果たす。又アメリカは、多国間のパワーバランスを理解して妥協することを知るべき時だと思います。

只の戦闘機選びですが、米国内に敵を増やす増やさない事は何なのか、その結果はどうなるのかを知るのが重要だと思います。

米国の先進性の謎

>>日本は、いざと言うときアメリカが敵に回るのか、味方なのか調べてようとしません
先ず以て問題なのが此の点ですね、調べようとして居ないのか、それとも、調べる術が無いのかは判りませんね。 其処を疑えない、疑おうとしないのは、現在の官僚水準の限界と言うべきでしょう。

>>アメリカと手を切るのは危険すぎるので手が切れない。
 いいえ、戦後以来。力関係に全く変化の要素が無い日米間の軍事関係ですから、この面が絡んだ問題で米国と手を切る等選択の自由が日本に有るとは思えません。

 現に、お花畑のルーピィは本気で米国を切ろうとしたが、極左の管がそれを否定、韓国右翼の野田は更なる否定をしています。

 「領土問題は日本と第三国間の固有の問題」と、建前論に終始する米国ですが、実際の話と謂えば、東シナ海封鎖は日米のシーレーン確保の為には、必須です、米国は飽く迄、この先も南シナ海防衛も含めて自国の国益維持の為に選択するでしょう

>>もの作りは、伝統文化に裏打ちされた感性がけっこう必要なのです。
私は感性のみならず、伝統文化を維持してきた社会でなくては、モノ造りの心は育て、維持する事が出来ないだろうと思って居ます。

 20世紀の米国の場合、先端技術の殆どは、輸入したモノです、技術者や研究者を輸入して、実質発明を買った場合を除いても殆どが輸入でしょう。

 逆にそれこそ、米国人が米国の限界は、人類の限界と考えている理由ですが、米国が見向きもしない、地味な研究やマイナーな開発事業にこそ、人類の未来を託せる技術が有るのかもしれませんね。

>>アメリカは、多国間のパワーバランスで得る平和を知りません
是にははっきり異論が有ります。

 現在の世界のパワーバランスは、カナリ複雑怪奇な様相を示していると考えて居るので。

 彼らの考え方が、パワーイニシアティブの極集中で、終局二極対立と想定しているのならその通りかもしれませんが、人類の生存に大事なのは、終局の結論の如何では無く、其処に至る迄の過程や懸る時間だったりするのでは?

 米国で問題なのは、上層部に視野狭窄に陥っている連中が多いと云う事でしょう、特に白豪主義を当然と考えているWASP系、カザール系ユダヤ教徒等は、自分達中心の世界以外を考えて居ないが如く振る舞っていると聞き及んでいますが、彼らの狭窄は一種のパラドックスで、仏教に言う無間地獄に陥り留まるところを知らない。

 彼らの言葉を借りるに、全ての結論は、神の御心の裡に或ると考えれば宜しい話で、何も人間が出しゃ張る必要はないのですがね。

>>米国内に敵を増やす増やさない事は何なのか、その結果はどうなるのかを知るのが重要だと思います。
私が云いたいのは、人間の対立で、その問題を解決するべきではないと云う事です。

 現状で対立が齎す究極は人類の絶滅です。 既に人類は自らの手で、平和を成立させる要件としての武力を大きく変質させてしまっていると思うからです。

 具体的に謂えば、核兵器と言う強大な火力が登場した時点で既に、その有益な一つの存在意義を名目化・形骸化させ始めていると言って宜しいでしょう。

 それが故に、武力を「平和維持に必須なもの」として維持発展させる事で利益を得て行く勢力は、ここら辺のロジックの裏付け維持は大層重要なものになるワケです。

 それこそ、前述の核兵器を陳腐化する「リーサルウェポンが既に配備されている」と云う事が発表されない理由でもあります。 発表した途端、米国は軍需産業に急速な衰退が起こり、米国の国力が衰退、現状の武力を維持できなくなって、結果、世界大戦に及ぶからです。

 人類の情報網の発展~情報伝達速度の進化は、ソウ云った危険な面も併せ持っていると云うべきです。

 仰る通り、米国の科学・技術開発力は、カナリ落ちて居ると思いますが、その到達点が明らかではない以上、どれ程の先進兵器があるのかは、世人には推り知れないものが有りはしませんか?

無題

ナポレオン・ソロ 様
アメリカには、F・ルーズベルト以来の日本完全封じ込め派と、二重封じ込め派はあるそうです。これも伊藤貫氏の見方ですが、完全封じ込め派の政権が長く続く、又はその派がアメリカを支配しているなら、ぬるま湯であろうと、アメリカの力が続くであろうと、その頚木を解かなければ日本の未来は有りません。

二重封じ込め派でも日本封じ込めには変わりが有りませんが、二重封じ込派は妥協で二重封じ込派めに転向したのだから、日本が提案すれば、さらなる妥協は有り得ると思います。完全封じ込め派との話し合いは無いでしょう。

アメリカがパワーバランス方式を取らない例は、大東亜戦争に至ったアメリカの態度です。イギリスは日本を追い詰めることに反対でしたが、ルーズベルトは日本を完全に潰すことしか考えていませんでした。

現在でも、イランに対する態度は原理主義ともいえる態度です。まだルーズベルト方式が続いているようです。その原理が人種的偏見なのか、宗教的原理なのか、ひたすら損得を考えた結果なのか分かりませんが、日本完全封じ込は続いていることは確かです。

アメリカと手を切るか切らないかの判断材料は、慰安婦問題に対するアメリカの態度です。それは、河野談話を破棄したときアメリカの反応を見れば分かると思います。アメリカが飽くまで朝鮮人の嘘に加担するなら、アメリカは日本の敵だと知るべきです。

アメリカの意思が何がなんでも日本を封じ込めにあるなら、強大なアメリカと手をつなごうと日本は滅びます。青少年に自虐史観を植え付け、永遠に嘘を事実と肯定する国はもう滅びているのです。

文集新書の『日中もし戦わば』を読んでいますが、この中に登場するマイケル・グリーン氏(アメリカ国家安全保障会議日本朝鮮担当部長)は、尖閣に自衛隊を駐留することを牽制します。彼も又、米議会の慰安婦決議に反対する日本の保守派政治家に対して批判的です。日本が彼の思惑に反する意思を示したときどうなるかです。

河野談話破棄は何れしなければなりません。又尖閣の避難港の整備もしなければなりません。そのときアメリカが突如、日本に牙を剥くかも知れません。牙を剥かれたときに初めて準備をするのには遅すぎます。私が核武装を急げと言った理由は此処に有ります。

リーサルウェポンについては、原理的なものが分からないので何も論評できません。分からないから無いと思っているのですが。アメリカは核兵器があっても、マハンの海軍戦略の『海を制する者は世界を制する』を忠実に実行しています(支那は一足飛びに宇宙に目を向けていますが)。武道でも剣術だけで無く、体術、立ち技も寝技も会得しておかなければ、不覚を取ります。なので通常兵器も一生懸命整備しているのでしょう。

アメリカは日本の潜在力を恐れています。だから封じ込めなんでしょうけど。


アメリカの兵器も結構ヤボですよね。第二次大戦の最優秀戦闘機はP51ムスタングと言うことになっていますが、設計者はドイツ人ですよね。

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