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崗上虜囚の備忘録

日本よ!。私の日本への思いです。 コメントに返事を書かないこともあります。悪しからず。 コメントの投稿は日本人だけにしてください。 日本人でない場合は、国籍を書いてください。 注、google chromeで閲覧出来ませんので、filefoxかinternet explorerで閲覧してください

尖閣・竹島戦争2、空母・遼寧の使い道

日本の現在の外患は尖閣問題、竹島問題等であるが、外患を招いたのは、GHQの洗脳政策により国家のことを考えなくなった日本人が、反日勢力(反日朝鮮人と不愉快な仲間達)の存在を許し、また支那・南北朝鮮と結託した反日朝鮮人と不愉快な仲間達の日本弱体化に知らずに加担しているからである。

反日朝鮮人と不愉快な仲間達は、いまや殆どのマスメディアを乗っ取っている。民主党政権も彼らによって誕生した。今やあらゆる処で反日朝鮮人と不愉快な仲間達の顔が見え、彼らの意見が日本国民を代表しているように見える。しかし、そうではない。

反日朝鮮人と不愉快な仲間達は少数である。大多数の日本人は半洗脳のお花畑状態である。もしお花畑状態の日本人が目が覚めれば、あっと言うまに反日朝鮮人と不愉快な仲間達は少数となり、駆逐され内憂問題は解決する。従って、尖閣問題、竹島問題等を解決するには、お花畑状態の日本人を如何に目を覚まさせるかが鍵になる。

拉致事件で北朝鮮が悪の国と認定されたように、尖閣漁船体当たり事件や支那の暴動により、かなりの日本人が目覚めた筈である。

恐らく、もっと過激な支那の暴動や、支那の軍事力の行使があれば、大部分の日本人が目覚める筈である。しかし支那の軍事力行使が、日本の負け、即ち尖閣占領、シーレーンの破壊に至れば、日本は完全に弱体化し、支那の思うようになる筈である。即ち日本と言う国は無くなり、支那・日本自治区の誕生である。

従って、今起きている外患・内憂問題の対処は、支那による軍事力行使に日本が負けないように対処しながら、如何に早く多くの洗脳お花畑の状態の日本人目覚めさせるかの、綱渡りになると思われる。

空母・遼寧の使い道

日本のシーレーン 拡大
 
日本にとって尖閣の領有が支那、日本のどちらになるかの問題より、シーレーンの確保の方がはるかに重要である。勿論、尖閣を奪われれば、日本のシーレーンは危うくなる。

当然シーレーンが日本の生命線であることは、支那は知っている。そしてシーレーンは沖縄海域だけでは無い。ここに支那空母・遼寧の使い道がある。

支那がロシアからヴァリャーグを購入したとき、米空母と比較して格段戦力の劣る空母を何に使うのかと専門家達は訝しがったものである。川村純彦元海将補は、支那・空母は太平洋に出てこれず、南支那海で対潜哨戒機から潜水艦を守る為に使うのだろうと想像した。

確かに、尖閣は大陸から500km程度しか離れてないためわざわざ空母を使う意味もないし、石垣島からも近いため危険すぎる。それでもヴァリャーグは空母・遼寧として完成した。しかも19ノット程度しか出ない低速空母としてである。

しかし空母は空母、有れば使い道はある。鋭気を避け惰帰(だき)を撃つのが孫氏の兵法である。そして支那は弱いもの虐めが得意である。ならば空母・遼寧の使い道は弱いもの虐め、シーレーンの航行する日本の船舶の邪魔であり、使う場所はインド洋である。

臨検、拿捕、威嚇射撃。これだけで日本のシーレーンは麻痺する。それを空母・遼寧がやるのではない他の水上艦艇が行うのである。そうすると海上自衛隊が出動する。支那は、いいがかりをつけて砲撃戦が行われるかもしれない。すると支那原潜の出動である。

潜水艦乗り言わせれば、海で最強なのは潜水艦だそうである。潜水艦には潜水艦をあてるべきだが、日本の潜水艦は原潜ではない。インド洋で長期滞在は出来ない。海上自衛隊は水上艦艇と対潜ヘリで、支那・原潜に対処しなければならない。

そこで空母・遼寧のお出ましである。制空権を持たない海上自衛隊は対潜作戦もままならず、支那原潜の餌食になる。場合によっては韓国哨戒艦「天安」の沈没のように、日本の護衛艦が沈んでも、誰の仕業か分からない場合も出て来るかもしれない。

これで支那が何の為パキスタンのグワダルに軍港を設けたのか、お分かり頂けたであろうか。支那の真珠の首飾り戦略は、自国のシーレーン確保と同時に、日本のシーレーン破壊の為でもある。

支那が建設を支援した港は、グワダルの他にスリランカのハンバントタ、バングラデシュのチッタゴン、ミャンマーのコマ諸島がある。これらが支那の真珠の首飾の為の布石であるが、実は真珠の首飾りはインド包囲網でもある。そこで日本が打つべき打開策が、インドとの同盟となる。

支那にとってインドは日本以上の仮想敵国である。インドもそれを知っている。だからインドは空母建造を急いでいるのである。

 
 
       空母・遼寧                 空母・ヴィクラマディチャ

 
 
     空母・ヴィラート                ヘリ空母・ひゅうが

現在インドはイギリスから購入した、満喫排水量29461トンの「ヴィラート」を保有しているが、その他にロシアのキエフ級空母を改造したインド空母「ヴィクラマディチャ:満喫排水量46129トン」が、来年就役の予定である。国産の「ヴィクラント2代目:満喫排水量40642トン」は年明けまでに進水の予定である。

もし日本がインドと同盟を結べば、インドの基地から日本の対潜哨戒機による対潜水艦作戦も可能になる。また日本の潜水艦もインドを基地とすれば、能力を発揮できる。インド空母と日本の対潜哨戒機、日本のヘリ空母、そして潜水艦の共同作戦は、日本のシーレーン防衛の為だけでなく、インドの防衛にも大いに寄与でき、インドもそれを望む筈である。

インドとの同盟そして共同作戦は、インド洋で事が起きず、支那がダイレクトに尖閣で事を起こそうとしても、こんどは支那のシーレーンに圧力を加えることになり、支那の行動をけん制する意味合いもでてくる。

支那の真珠の首飾。ミャンマー、バングラデシュ、スリランカ、パキスタン、皆親日の国である。特にミャンマー人は東南アジアの中で日本人と一番うまが合う国民である。ミャンマーは支那人が沢山入り込んでいると聞く。それでもミャンマー人の多数は親日になる筈である。

このミャンマーを親日の国にするとか、インドとパキスタンの間を取りなすとかすれば、オセロ返しのように支那の真珠の首飾りは、日本の真珠の首飾になるかもしれない。

そこまでくれば、日本は内憂問題の解決を重点的に行える筈である。

それより、日米安保条約はどうしたのだと言う人がいるかも知れないが、結論から言えば、前の記事で話したようにアメリカに頼ることは問題の先送りであり、日本の抱えている問題の解決を困難にすると考えている。尖閣・竹島戦争と日米安保の話は次の機会にするとしよう。

追加:
・竹島戦争は経済制裁でこと足りる。南が困窮すれば北と南でなんらかの衝突が起きる筈である。

・インドのスズキ工場の暴動と、アッサム州でのアジア系とイスラム系の対立は、背後に支那の工作があると思われる。

・現在の外患とは支那・朝鮮からの侵略、内憂とは支那・朝鮮からの内部侵食、どちらも同根である。

リンク:
尖閣・竹島戦争1
尖閣・竹島戦争3、アメリカの選択
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無題

自衛隊出身の佐藤、宇都議員が、二人とも安倍氏ではなく石破氏に入れたと聞きました。(しかも二回とも)
どの様な理由からでしょうか。

大半は夢ですがね

 ん~、虜囚さんの仰る事はいちいちご尤もだと思うのですが、最近のシナを看て居ると、それ以前にオカシナことになる、即ち自壊するのではないかと、寧ろその方の可能性が高い様な気がするのです。

 とはいえ、飽く迄「現状で」モノを考えて置くしかないのですから、シーレーン防衛でインドを味方にする事は必須でしょうね。

 バシー海峡~南シナ海~シンガポール海峡やスンダ海峡、若しくはマカッサル海峡~ロンボク海峡を通過しなくてはならないワケですが、この関門を超えても、インド洋で待ち伏せされるのは、敵いませんからね。

 亦、シーレーン防衛は何も原油タンカーやLNGタンカーだけでは無く、欧州航路のコンテナ船や南ア行きのウッドチップ積みのバルクキャリア、西豪州行きの鉱石運搬船、そして、中東、アフリカ行きの自動車専用船(PCC)も通る必要が有りますから、インド洋に出るまででも相当な範囲の防衛を想定しなくてはなりません。
 
 然し、少なくともインド洋のアフガニスタンの沖合地域、海面はイランやアフガニスタン、パキスタンと云った反米国家群に対する、米海軍が常時遊弋している場所では無かったかと思います。

 詰まり当面、此の周辺に「遼寧」以下、原潜艦隊や護衛艦隊が出張って来ても、何もできない可能性の方が高い。 公海上とはいえ、武装した空母が、米空母の安全圏を侵せば、純然たる米軍艦艇に対する脅威ですから、其れなりの報復を覚悟しなくてはならない筈です。

 勿論、虜囚さんが何回もご指摘されている、「自力での防衛に拘らねば、問題を先送りにするだけだ」というのは承知ですし、米海軍の居ないエリアでの防衛は、自前ですからね。

 フィリピンのスービック基地を再建、亦、ジャワ島のインド洋側を米軍と共に開発・開港して、機動性の高い高速(30kt以上)の軽空母(航空巡洋艦 30,000トンクラス)数隻や、魚雷やアスロックを積んだ高速のエアクッション艇や対潜哨戒機の配備が欲しいですね。

 処で、新潟でシェールオイルから原油の採取分離に成功したというニュース(推定埋蔵量 500万バレル)や、佐渡沖で海底油田の試掘が始まっている、(推定埋蔵量 中東の中規模油田に相当)と云った話もあります。

 すると、「防衛」の成分が変化するから、必要なモノも変化するワケですよね。 やはり、LHAも必要と言う事かなと、(結構しつこいかw)
思います。

Re. 八目山人様

やはりアメリカの影ですか。宇都議員も谷垣憲法を褒めるような甘い処があります。
石破氏を官房長官に据えたはやむ得ないかもしれませんが、周りを親米保守のお花畑で固めると、お花畑達に押し切られ、結局なにもしない内閣になってしまいます。

自民党議員は、アメリカの下で何も考えなくてよい状態が、今日の危機をもたらしたことを気づくべきでしょう。

Re. 大半は夢ですがね、ナポレオン・ソロ様

夢であってはいけません。

>最近のシナを看て居ると、それ以前にオカシナことになる、即ち自壊するのではないかと、寧ろその方の可能性が高い様な気がするのです。

支那は自壊するでしょう。9割の官僚家族と8割の富豪が移民申請を出しているような国です。でも日本も自壊する可能性があります。国なんか無いほうが良いと思っている国民が一杯いるのですから。それでも支那・朝鮮からの刺激があれば考え出します。

遼寧がインド洋に出て来るシナリオは、敢えて米海軍を無視しています。アメリカが取りうる選択肢の中には日中戦争に付き合いきれないと考えるアメリカ人もいるだろうし、アジア人同士共食いをしてくれる事を望んでいるアメリカ人もいると思います。場合によっては、アメリカから安保破棄を言ってくる可能性もあります。

それを考えると、防衛は出来るだけ自前で行うべきでしょう。そして足りないところを同盟で補うべきと思います。インドとの同盟に加えてインドネシアとの同盟も考えられます。でもあまり大きくなると、アメリカは支那に付くでしょう。

こういうのも必要でしょう。米海軍は小さいのを持っていますが。
http://www.tsugarukaikyo.co.jp/ferry/natchan_world/

双胴船

 所謂、カタマランって云う奴ですね、昔、流行りましたが、もっと小さかったと思います。 是は総トン数1万トン超ですから、でかいですね。

 尤も、此の船を排水量表示すれば、7千トン位に成るのでは? 表示は小さい方が得な場合が多いですから、軍船には向いているかも。

 但し、止まっている場合、バルジタンクを持って居ないのですから、ちょっとした砲撃でも沈没する可能性が有りますよね、米軍はドゥして居るのでしょうか? 重武装すると浮体が必要になるから、それをバルジタンクでカバーするとかなのかな?

 亦、カタマランの場合、凌波性に問題がありましたので廃れたと記憶して居ますが、ご紹介のモノは、波の荒い冬季の津軽海峡でも運用されているのですから、その点はかなり改善されているのかもしれませんね。

 まぁ、90年代に、太平洋を3日で横断できるテクノスーパーライナー構想があり、実際に4000トン級のカタマランかトリマランが試作された筈ですが、是も立ち消えになって居ます。 超電導推進船は、結局失敗だったと考えるべきなのかなぁと、この頃ふと思い出しました。

Re. 双胴船、ナポレオン・ソロ様

>ちょっとした砲撃でも沈没する可能性が有りますよね、

真ん中の部分も浮力になるので、単胴船より転覆する率が低いのではないでしょうか。又キールが二つあるので、魚雷攻撃にも残存率が高いような気がします。

米海軍は3胴船の沿海域戦闘艦(LCS-2)を作っていますね。
http://www.gdlcs.com/

テクノスーパーライナー (総トン数 14,500トン、40ノット以上)は解体されるようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC

結局は燃費をどうするかです。もったいない。

日本人の覚醒が必要

>虜囚さん、レス有り難うございます。
>>出来るだけ自前で行うべきでしょう。そして足りないところを同盟で補うべきと思います。
 この先の日本の防衛の指針とするべきスタンスですね、「自前でどれだけカバーさせてくれるか」で、現在の同盟を維持して行くか、再考するかの基準になるのではないかと。

>>インドとの同盟に加えてインドネシアとの同盟も考えられます。でもあまり大きくなると、アメリカは支那に付くでしょう。
 既にあるASEANと言う括りとシナやインドの関係、西太平洋地区とオセアニアとの分別はかなりややこしいと思いますが、是を米国主導で、NATOに擬した西太平洋安全条約機構としてまとめて、日本がNATO軍の英国の地位を占められる事が出来れば、宜しいのですが、仰る様に此のレベルの大きさになれば、日米安保の発展的解消を誘引する可能性が有りますね。

 私は条件さえ整っていれば、其れもありかなとは思っています、唯、その条件は今の日本には果てしなく高遠なモノに思えます。

 亦この際、当然シナを仮想敵国にしなくてはならないので、米国がどの程度深入りするか、ASEAN各国と微妙な関係にあるインドをどの様に扱うかが問題になると思います。

 この辺りの読みで、日本は有るべき理想形をちゃんと描いておかないと、現実の力関係に流されて、戦前の三国同盟の様な決定的なミスを再び犯してしまう可能性が有ります、 ソウいう意味では日本の外交力を何処まで鍛えて措けるかが問われますね。

 先ずは、正しい歴史観を内外に周知して措くべきで、日本人自身が戦前日本が侵略国家であったと言う認識のママでは、シナや米国の為すがままにされてしまいますねキット。

 有るべき国家の姿を国民が共通認識として初めて、国防第一主義とも言うべきベクトルが生まれる、つまり、普通の国家になるのだと思います。

 そこに覚醒しなくては、日本は何れおかしくなるでしょう。

海防艦の進化形?

>LCS-2
 ウィキペディアで確認しました、トリマランですね、成程、両側のウィングがバルジタンクの役目を果たす感じですね。 構造が複雑な点を除けば、火力武装も十分、対潜ヘリコ2機積んでいるのも感心です。

 公示速力は「そんなモノ」でしょうが、私が35年前サンタバーバラ海峡でで遭った駆逐艦の速力は、50ktは有ったと、レーダー当番して居て感じましたから、その気になれば、ウォータージェット方式ですし、ゴミ閉塞さえちゃんと防止できるのなら、それくらい裕に出ると思いますがね。

 それより、一応エンジン屋なもので、COGAGの方が興味を惹きました、巡航速力と戦闘速力の2種類を要求される軍船ならではのシステムですが、ギアロスが大きいのではないでしょうか、それより蓄電池に電気を溜めこんで、変速度でモーターを回す方が効率が良いのではないかと感じました。

 日本近海の防衛力向上には、こう云う先進的な海防艦が必要ですね、但し、国産でお願いしたい。

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