http://kojoryoshu83.edoblog.net/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E9%9D%96%E5%9B%BD%E5%8F%82%E6%8B%9D%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E9%81%94靖国参拝批判をする人達
前の記事で、細川護熙氏の事を典型的な洗脳馬鹿と書いたが、只の悪口と捉える向きもあるので、理由を書く必要があるだろう。この洗脳馬鹿と言うのは、A級戦犯が祀られているから靖国参拝をすべきでは無いと言っている面々の事とである。
傍から見れば、彼らはA級戦犯に対するの言葉を侵すべからずと信仰している狂信的信者のように見える、所謂東京裁判史観の持ち主である。それでも彼らには彼らなりにのA級戦犯と言う言葉に意味を見つけているのだろうが、現在ではA級戦犯と言う言葉は既に意味を無くしているのである。それは何故か。
A級戦犯と言う言葉は、東京裁判(極東国際軍事裁判)で初めて使われた言葉である。しかも事後法で裁くために定義された言葉である。
それよりまず大前提として、極東国際軍事裁判は連合国軍最高司令官たるマッカーサー元帥が設立したものを思い出して欲しい。つまりマッカーサーいなければ東京裁判も無ければ、A級戦犯と言う言葉も無かったのである。
否、マッカーサーがいなくても、代わりの誰かが東京裁判を開いていたと言うかも知れないが、それでもマンガ初めて物語のように、初めてA級戦犯と言う言葉が誰かが作ったことには変わりがない。
処が初めてA級戦犯と言う言葉を作った人間が、その言葉を否定したらどうなるのであろうか。否、どうなるのであろうかどころではなく、実際にA級戦犯と言う言葉作った人間がA級戦犯の概念、即ち平和に対する罪を否定したのだ。
それはマッカーサーが1951年5月3日、米国議会上院の軍事外交合同委員会で行った下記の証言である。
「・・・もしこれらの原料の供給を断ち切られたら、一千万から一千二百万の失業者が発生するであろうことを彼らは恐れていました。したがって彼ら(日本)が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてのことだったのです」
東京裁判の全否定では無いか。ここで言っているのは、A級戦犯が平和に対する罪が戦争を起こした罪なら、原料の供給を断ち切る事が平和に対する罪と暗に言っているのである。例えていえば、戦争を起こしたとされるA級戦犯の日本人は、後ろから追突されて前の車に追突した車と同じと言えるかもしれない。
このマッカーサー証言を受けた為か、その数ヶ月後の1951年9月8日にサンフランシスコ平和条約が調印され、1952年4月28日に発効した。それにより、日本は主権を回復し、獄中のA級戦犯は開放され、死刑となったA級戦犯は公務死とされ名誉は回復された。
終戦直後からGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に取り入り、戦勝国側に付いたつもりで、A級戦犯の人々を批判していた者達はハシゴを外されたのである。
処が、サンフランシスコ平和条約締結により、釈放されて国会議員にもなったA級戦犯がいるのを無視し、死人に口無しの如く、未だ死刑になったA級戦犯のみ批判する人間がいるのは、見苦しい限りである。
恐らく、マッカーサにより外されたハシゴを、さも有るかの如く振舞えば、自分の立場が良くなると思っているのであろう。これが、渡辺昇一氏命名の敗戦利得者である。
現在の処、そのA級戦犯至上主義者、即ち東京裁判史観の持ち主、即ち靖国参拝を批判する人間は、二つのタイプに分類される。
一つ目は、未だ戦勝国側に立つことで利益を得んとする敗戦利得者である。
二つ目が敗戦利得者に洗脳教育された東京裁判史観信者である。この二つ目が、細川護熙氏のような人間であり、自分の頭で情報を分析せず、簡単に洗脳される日本人に非常に多く見られるタイプである。洗脳馬鹿である。
一つ目のGHQに取り入って生計を立ててきた日本人敗戦利得者は、高齢で殆どいなくなったが、代わりに伸してきたのが支那人・朝鮮人である。
彼らにとっては、日本人の上に立つなら、嘘であろうと、既に効力が無くっていようが関係がない。また中国・韓国にとっても、日本人が贖罪観を持ち、自信を失ってくれることは自国が優位に立てることなので、靖国参拝批判が国是となっているのである。しつこく続ける理由は理由は、靖国参拝批判を続けることが、新たな東京裁判史観信者を誕生させてくれるからである。
問題は、この二つのタイプに誰が属しているのか見極めが付かないことだろう。又一つ目のタイプに支那人・朝鮮人と見分けが付かない日本人がいることも問題である。そして現在、敗戦利得者と洗脳馬鹿は組になって、あちらこちらに現れている。
下の人間達は、敗戦利得者か洗脳馬鹿か、どのタイプだろうか。
どちらのタイプも日本に不要な人間と言えることは確かである。
「マッカサー証言により、東京裁判は全否定された。日本は後ろから追突されたようなも」のと書いたが、それでもアメリカが日本に対して禁輸を行ったのは、日本の素行が悪かったからだと言うのがいるかもしれない。
そこで登場するのが田母神論文である。田母神論文には「日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。実はアメリカもコミンテルンに動かされていた。」という箇所がある。
秦郁夫氏は、これを取るに足らない陰謀論として片付けた。恐らく秦郁夫氏は『ヴェノナファイル』を知らなかったであろう。この『ヴェノナファイル』を裏付ける文書にルーズベルトの不可解な行動を不審に思った、チャールズ・A・ビーアドの『ルーズベルトの責任』がある。
ヘンリー・S・ストークス氏は、ビルマにイギリス軍将校として滞在していた従兄から、1941年中頃にラングーンの飛行場に多数のアメリカ軍戦闘機と爆撃機が翼を連ねていた話を聞かされる。
従兄は、アメリカが日本に戦争を仕掛ける準備であることを直感する。ルーズベルトはアメリカ国民を欺いていたのだ。勿論日本を欺いていた。それを未だに欺かれているのは馬鹿ではないか。
少なくてもアメリカに日本を平和を侵した罪で裁く権利はない。否アメリカはサンフランシスコ平和条約により、とっくに放棄している。それでも侵略者として日本人を裁きたいのなら、東京裁判とは別のものをもってくるしかないだろう。
処が現在そんな話はどの国からも出てこない。相変わらずA級戦犯云々の靖国参拝批判である。と言うことは批判する側に何もネタは持っていない証拠である。靖国参拝批判をするのは、狡からしい敗戦利得者と、頭の悪い洗脳馬鹿しかいなのだ。
こうして見ると東京裁判の欺瞞を知った田母神氏以外の都知事選の3候補、皆この2つに当てはまりそうである。