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崗上虜囚の備忘録

日本よ!。私の日本への思いです。 コメントに返事を書かないこともあります。悪しからず。 コメントの投稿は日本人だけにしてください。 日本人でない場合は、国籍を書いてください。 注、google chromeで閲覧出来ませんので、filefoxかinternet explorerで閲覧してください

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売国奴=藤田仁司

拡散希望

日本人の尖閣漁業活動を邪魔をする支那の犬、水産庁資源管理部漁業調整課沿岸・遊漁室長 藤田仁司(大臣官房政策課調査官)。


 
水産庁: 代表電話番号: 03-3502-8111
所在地: 〒100-8907  東京都千代田区霞が関1-2-1 
資源管理部 漁業調整課(沿岸・遊漁室)電話番号:03-3502-7768 FAX:3595-7332
 
詳しい内容は、前衆議院議員長尾たかし氏ブログ
長尾たかしの・・・未来へのメッセージ」へ
 
 
まず、公務員職権濫用罪で現行犯逮捕できる筈である。
正当な理由も無しに、国家公務員が権力をかさに漁民の漁業活動を邪魔をした。
これが許されるなら日本は法治国家でなくなる。
 
  
懲戒免職しかない!。もうこいつの人生は終わりだろう。
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日本は滅亡する

アメリカに依存する限り日本は滅亡する
 将来日本が支那の属国になるか、支那の自治区に組み込まれる事を多くの日本人が心配している。そのため、アメリカと事を構えることを差し控えるべきだと言う日本人も多い。理由は、支那に対峙できる国防力を付ける為には、憲法を改正する必要があり、その間日米同盟だけは維持する必要があると考えるからである。しかしアメリカに依存する限り、日本は滅亡する。
 
 若しアメリカが敵だったらどうであろうか。支那を操っていたのがアメリカだった場合、日米同盟が機能するのだろうか。仮に支那が大人しくなったとしても、それはアメリカが一時的に抑えているに過ぎず、理由は日本の自立を阻止するためと考えるべきではないのか。又そうであれば、日本が支那と和解したとしても、恐らくアメリカは邪魔すると考えるべきである。
 
 そして現在、それが現実の物となって日本に突きつけられている。昔から噂されていた「アメリカが考えていた最大の仮想敵国は日本だった」は現実だったのだ。ソ連崩壊後、CIAは日本を最大の仮想敵国としていた(CIAレポート、JAPAN2000)。当時はアメリカが日本を敵視するのは、単なる経済摩擦の結果と考えられていた。しかし現在、アメリカが河野談話継続に固執するのは何故か?。安倍首相の靖国参拝に国務省が「失望した」と発表したのは何故か?。南京大虐殺否定の動きに米政府関係者が過敏に反応するのは何故か?。元米政府関係者が日本国憲法改正の動きを牽制するのは何故か?。これらを見れば、CIAが日本を仮想敵国とした理由は経済摩擦などではなく、もっと根源的理由があると考えるべきではないのか。
 
 例えば従軍慰安婦がバレバレの嘘であるにも関わらず、アメリカが河野談話継続に固執するのは、日本軍が悪でなければならないとした連合国戦勝史観が崩れることを恐れた結果と考えるべきである。尤もアメリカが河野談話継続に固執したおかげで、南京大虐殺も虚構だったことが確定したのであるが、それと同時に南京大虐殺のプロパガンダの主体は支那ではなくアメリカだった事も確定した。戦後70年近くなった現在でも、今尚アメリカが連合国戦勝史観が崩れることを恐れ、プロパガンダを続ける理由は、只の経済問題では無いことは明らかである。
 
 それではアメリカが日本を敵視する根源的理由とは何かであるが、結論から言えば、それはアメリカ人の、日本・日本文化に対する劣等感から来ると思われる。勿論、アメリカ人は朝鮮人とは違っておくびにも出さないが、それは深層心理に埋もれ、事有る毎に現れてくる。昔はジャパンバッシングの形だったが、現在はもっとストレートな恫喝のような形で現れている。では何故アメリカ人が日本に対して劣等感を持ち、それが深層心理になったかである。
 
 アメリカはキリスト教の国であり、多くの白人もキリスト教徒である。キリスト教は神との契約の上に成り立つ。西欧社会で契約の概念が発達しているのは、キリスト教から来ている。アメリカも同じである。従ってアメリカ人は嘘は付けない。しかし彼らが加担する、支那・朝鮮による南京大虐殺や性奴隷のプロパガンダは嘘である。アメリカ人が朝鮮人を炊きつけた「世界で最も過酷な(日本による朝鮮)植民地支配」なる言葉も事実に立脚していない(注1)。処がアメリカ人は支那人・朝鮮人のように簡単に嘘は付けない。そこで彼らの嘘は、信仰のように自分自身の深層心理に入り込む。足りない処は他人をも巻き込むプロパガンダとなる。
 
注1、カイロ宣言には「朝鮮人民の奴隷状態」が有った。朝鮮に進駐したホッジ中将は酷く搾取された奴隷状態の朝鮮人を想像して来た。ところがそのような朝鮮人はおらず、総督府に対する朝鮮人の態度が予想以上に良かったにも関わらず、「奴隷状態の朝鮮人民の解放」の立場は変えなかった。
 
 でも何故アメリカ人が日本に対して劣等感を抱くのか?。これも結論から言えば、彼らの歴史が野蛮だったからである。それにはアメリカの建国からの歴史を見れば分かる。
 
 アメリカはインディアンの土地を奪って出来た国である。インディアンは1000万人程もいたが、最後は50万人程になってしまう。虐殺などによるものである。通州事件よりもっと大掛かりな虐殺がアメリカ大陸のあちらこちらで行われたのである。インディアンとの条約が結ばれた場合も有ったが、白人側の都合でしばしば破られた。それに怒ったインディアンが蜂起すると、今度はそれが理由で女も子供も皆殺しにされた。それでもインディアンの人口が減ったのは、飢えと疫病の為と言われている。だがこの飢えも白人によるバッファロー狩りによるものである。6千万頭いたバッファローは1889年には千頭足らずになってしまう。そしてこのバッファロー狩りは、アメリカ政府のインディアンへの飢餓作戦だったのだ。
 
 ウィキペディアには「(食料源を失ったインデイアンは)アメリカ政府の配給する食料に頼る生活を受け入れざるを得なくなり、これまで抵抗していた白人の行政機構に組み入れられていった。また、狩猟ができなくなり、不慣れな農耕に従事せざるを得なくなった彼らの伝統文化は破壊された」とある。
 
 抵抗力は奪われ伝統文化も破壊されたのだ。伝統文化が無くなりインディアンとして生きていけなくなった者達は、アメリカ市民となり幸福になったのか。とんでもない。有色人種が法律上平等な地位を獲得したのは、実に1964年である。インディアン社会は民主主義とでもいえる集団合議制だった。その伝統文化も社会も奪われた言うことは、インディアンは土地を奪われただけでなく、民主主義の権利も奪われ、白人を頂点とするカースト制度の社会に放り出されたのである。
 
 この飢餓作戦のやり方は、日本にも適応されると見て良いだろう。伝統文化を破壊することが他民族を支配する方法だったのだ。伝統文化とは集団の価値観そのものである。価値観は人類普遍的なものではない。処がアメリカは他の文化は認めていない。多民族国家と言いながら、別の集団を価値観を認めていない。他国の価値観も認めていないのだ。
 例えば、ニューヨーク・タイムズなどは安倍首相をナショナリストと批判する。アメリカの大統領を愛国者と呼ぶのは構わないが、日本の首相が日本の為に働こうとすると、まるで悪魔のようにナショナリストと批判するのだ。いったい彼らが批判するナショナリストとは何なのか。推察すると、その意味するところは「アメリカと異なる価値観を有する人間は許さない」と言う意味としか考えられない。
 
 又、アメリカの価値観とはキリスト教価値観であるが、中華秩序と同様、その価値観は白人選民思想の上に成り立っているだろう事は容易に想像できる。従って、ここで言うアメリカ人とは白人の事である。インディアンの虐殺、奴隷、人種差別。皆アメリカの白人が行ったことである。
 
 そう、この野蛮なアメリカの歴史こそがアメリカ人が日本に劣等感を抱く理由である。その為か自分達が行った虐殺、奴隷、人種差別を、あたかも日本の専売特許の如く世界喧伝するアメリカ人も多い。最初に日本のアイヌ差別(注2)を言い出したのはアメリカからで有った。カリフォルニア州出身のデイヴィッド・クリストファー・アルドウィンクル(菅原 有道出人)が、あたかも日本に人種差別があるように世界に喧伝したのも、劣等感によるものとしか考えられない。
 
 馬鹿馬鹿しい。人種差別とは市バスの席や水飲み場が黒人用と白人用に分かれていたり、それに反する黒人は罰せられた1950年代のアメリカのような状態を言うのだ。1992年にルイジアナ州で起きた留学中の服部少年がハロウィンの夜に「フリーズ!」と言う言葉が分からず射殺された事件も人種差別では無かったのか。犯人はKKKのメンバーだったが、陪審員による評決は全員一致だった。有道出人は日本人に罪を着せることで、自分達の歴史を消したかったのだろう。
 
 注2、アイヌ人男性のY-DNAの殆どはD2タイプであるが、本州以南ではこのD2タイプの男性が30~40%と2位のO2bタイプより多い多数派である。つまりアイヌ人と和人との人種的差は無く、混血が多いのが和人と言えるだろう。またO2bは支那から三々五々日本列島にたどり着いたボートピープルと考えられるので征服者ではない。
 
 又、ライアン・コネルなるオーストラリア人が、英文毎日のコラム「WaiWai」に日本人を貶める事実無根の記事を書いていたのも、日本に対する劣等感が日本に対する憎しみとなって現れたといえるだろう。彼はアメリカ人では無いが、オーストラリアでも白人がアボリジニーに対してアメリカと全く同じ事、否もっと酷い事をしていたからだ。
 
 アボリジニに関しては、オーストラリアで1980年頃まで行われた先住民同化政策の一つに「アボリジニ女性から生まれた赤ちゃんを出産後母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、白人夫婦のもとで育てさせる」政策が有ったようである。理由は、こうすることにより、アボリジニの子供達に親から文化を継承させず、イギリス人化させるためだそうである。
 
 又、現在のアボリジニーは殆どが混血である。アメリカインディアンも同じである。これもアボリジニーの例から考えれば、「アボリジニーの幼女は政府によって取り上げられるが、男児は何の役にも立たない(アボリジニー男性と白人女性のセックスは禁止だが、アボリジニー少女は白人男性の性の遊び相手になる)ので親が殺してしまう」のと同じ理由によるものと思われる。勿論、日本政府が他民族に対してそんな仕打ちをした話は聞いたことが無い。
 
 然しながらこの混血政策の考え方は、フランクリン・ルーズベルトがイギリス公使ロナルド・キャンベルに言った「欧州人とアジア人種を交配させるべきだ」とか「日本人が敗北した後は、他の人種との結婚をあらゆる手段を用いて奨励すべきである」の人種改良論と、そのまま同じではないか。またアボリジニーに対して文化を継承させずイギリス人化を図った政策は、GHQが日本文化を根底から破壊しようとした対日政策そのものではないか。何やら現在日本で移民を推し進めようする動きがあるが、それを推し進めている政治家はアメリカの手先なのかも知れない。
 
 慰安婦問題でのアメリカ政府の姿勢は、フランクリン・ルーズベルトの考えやGHQの対日政策が続けられていることを証明したと言えるだろう。そんなアメリカに一時でも頼ろうとするのは馬鹿としか言いようがない。アメリカに核シェアリングを求めるなど間抜けもいいとこである。
 
 アメリカは反日より反支那であると言う日本人もいるが、お互いに競わせて共食いさせるのは、アメリカがインデイアン殲滅に使った手だった。日本-支那、支那-南朝鮮、南朝鮮-北朝鮮、北朝鮮-支那、と東アジア国家が敵対関係になっているのはアメリカの思惑である。
 
 さらに現在の支那はアメリカの敵ではない。支那の指導者は全てアメリカに弱みを握られているのだ。従って現在の支那はアメリカの犬なのだ。南北朝鮮も同じであろう。アメリカが支那や朝鮮を使って日本を貶める工作が出来るのは支那・朝鮮の民度が低いからだ。だがアメリカに取って日本だけは違う。日本は、指導層や有識者層のレベルが低くても国民の民度が高い。彼らが自由に操れない事も、アメリカが日本を敵視する原因である。
 
 結局のところ日本には独自の核武装をするしか道は無い。それも経済制裁に耐えて独自の道を歩むしか日本滅亡から逃れる道はない。また核武装をしたとしても心配はつきない。アメリカからの共食い謀略に引っかかる可能性も出てくるだろうが、それには日本の首相と支那主席のホット電話、日本の首相と朝鮮大統領のホット電話など、対処する方策は一杯ある。
 
 むしろ、日本も支那も朝鮮もお互い核を持ち、緊張状態の中で外交で行った方が東アジアの政治が成長するだろう。首脳同士が寝る前にお互いの悪口を本音で言い合う。言い合ったとしても戦争にはならない。何しろ核兵器は戦争を起こす兵器ではない。逆に互いが滅びる兵器なのだ。そんな兵器をお互いに持っていれば、戦争は避けようとするものだ。本音を言い合っていれば真実の情報に出会うだろう。
 
 ついでに書くと、ユダヤ金融資本がアメリカを支配していると考える人がいる。本ブログでもそれに近い事を書いたが、ユダヤ人はインディアン虐殺に絡んでいない。黒人奴隷も人種差別は白人が主体だった。白人社会ではユダヤ人も差別の対象だった。それを考えると、ユダヤ金融資本はアメリカと密接な連携を行っているが主体ではない。主体はアメリカ人の深層心理の中に有るのだ。
 
 従って、南京大虐殺や従軍慰安婦のプロパガンダに積極的に加わっているユダヤ人組織のSWCも、支那人・朝鮮人と同様、日本に吠え付くよう躾けされた犬と言えるだろう。オバマ大統領さえも躾けられた犬のように見える。アメリカ人口の15%いる黒人の中で、連邦上院議員はたった一人、それがオバマ大統領なのだ。誰が見ても異様である。結局のところ誰が大統領になろうと、アメリカの基本政策が反日であることは変わりがないだろう。
 
 安倍首相が河野談話の見直しをしないのは、アメリカ政府の圧力によるものである。それだけは無い。アメリカ政府は、河野談話を検証することさえ、圧力をかけて止めさせようとしてるようである。こんなアメリカから離れない限り、日本が滅亡の道を歩むことにも変わりがない。
 
 アメリカ人は従軍慰安婦=性奴隷が真実なのは、日本政府が河野談話を出したのが証拠だと言う。処が河野談話の見直しを阻止しようとしているのはアメリカ政府である。またアメリカ人は事実でないのに何故謝罪したのだと言う。だがその考え方がアメリカ人が野蛮人である所以である。日本人の礼は互いに頭を下げる。お互いに悪くも無いのにお互いに謝罪しているのである。所謂謙譲の美徳である。これが日本が先進諸国の中で一番犯罪率が低く、災害が起きても略奪が起きない理由である。処がアメリカ人は、相手が一歩引く事は付け入る隙と見るようである。要するにアメリカ人は支那人・朝鮮人と全く同じ、野蛮人だと言う事である。
 
 右はアメリカの研究機関(CFR、外交問題評議会)の機関紙の表紙で、下に説明するCIAレポートではないが、CIAレポートと同様な役割を果たしていると考えられる。
 
 『CIAレポート、JAPAN2000』には、ルース・ベネディクトが奇想したように、勝手な思い込みや錯誤が満ちている。まあ例の如く日本がアメリカを支配するとの妄想から始まっている。でもそうなったのは、先に「彼らの嘘は信仰のように自らの深層心理に入り込む」と述べたように、日本を攻撃する理由を信じ込むためである。
 
 それにしても『CIAレポート、JAPAN2000』に書いてあることの中には、アメリカが昔行った対日政策もある。例えば「世界最大の銀行と保険会社は日本のものだ」の解答は郵政民営化だった。またこのレポートにある『女性の役割』とは、日本の競争力を殺ぐためだった。やはり『男女共同参画運動』の裏にはアメリカがいた。
 
 さらに興味深いのは、万能カードと題されている箇所である。そこには、世界的金融危機、米国の大不況、現中国の崩壊、日露経済同盟、全世界に資産を持つ日本のナショナリズム、日本で地震災害や核の大事故も、予言のように羅列してある。あるものは既に起き、あるものは懸念材料として対処しつつあると思われる。
 
 
              
 白人の中にも事実関係を真摯に分析し、私心を抑え正論を言う人もいる。テキサス親父ことトニー・マラーノ氏もそうであるが、ヘンリー・S・ストークス氏もその一人である。しかし白人で正論を言う人の数は極めて少ない。その数の少なさが国家としてのアメリカの本質を現している。例えばトニー・マラーノ氏が提示してくれた「国立公文書館にある米軍が慰安婦の実態を調査した報告書」について言及する米紙は殆どない事がそれを示している。
 
 ストークス氏にしても、南京大虐殺は国民党政府のプロパガンダと思っているが、実はそれは欧米人(白人)が国民党政府をそそのかして作ったプロパガンダだとは思っていないようである。尤も彼は、そこまで欧米人が陰険だとは思っていないのであろう。それはラルフ・タウンゼントもそうだったように、ストークス氏が欧米人にしては正直だからと思える。
 
              
 この記事を最後にしばらくブログを休止します。長い間お付き合いをして頂き有難うございます。

トヨタリコール問題からの教訓

 2009年から2010年にアメリカで起きたトヨタ自動車に対する大規模リコール問題は、トヨタが米司法省に12億ドル(凡そ1200億円)を支払うことで和解した。司法の場ではファームウェアの欠陥かどうかが争われたのだが、原告側は組み込み機器の専門家による徹底調査を行い、数々のプログラム上の不具合を発見することで勝訴に成功した。
 
 と言っても、発見されたプログラム上の不具合が、今回の訴訟になったアクセルペダルの不具合の原因であったかは明らかにされていない。若しそうであれば、トヨタとしても再現実験を行って結果を公表すれば誰もが納得出来る筈であるが、そうでないのは指摘された箇所が事故原因ではない可能性が高いと言えるだろう。従って事故原因は不明のままである。
 それでもトヨタとしては、指摘された内容は一々ごもっともな内容なので、高い授業料で有るがこれ以上争うのは不利として制裁金を払うことで和解したものと思われる。
 
 制裁金は司法省の基金が管理し、被害を受けた消費者はこの基金からの賠償相当の受けられるようであるが、新たな訴訟に対しては、トヨタはさらに賠償を支払わされる可能性があるかも知れない。でもこの点に関してだけは、指摘された箇所さえ修正しておけば訴訟される事はないだろう。
 
 それにしても、この問題に対してのアメリカの並々ならぬ意気込みである。ソフトウェアは作るよりバグを発見するほうが大変である。まして他人の作ったハード&ソフトが入り組んだファームウェアの何処に欠陥があるかを見つける作業である。そのバグを発見する為に高度な専門知識を持った複数の人間が必要である。アメリカはその費用を捻出して裁判に望んだのである。
 
 恐らく米司法当局は、トヨタに対してソフトウェアのソースコードだけでなく、その他の設計資料の提出を命じたものと思われる。結果はどうだろう。アメリカはトヨタの技術の心臓部と言える情報を得ることが出来た。トヨタから12億ドルもの金をゲットした。トヨタに対して、恥ずべき行為を行った企業、技術が無い企業等のダーティナなイメージを植えつけることに成功した
 
 これから得たアメリカに進出してしまった日本企業へ教訓としては、訴訟を念頭に置いた物作りの必要性である。つまり品質向上以上に、訴訟された時のいい訳を予め用意して置く必要があると言うことである。日本人には余り得意ではない事ではあるが。当然「スタック領域のうち41%しか使用していないと主張してたが、実際は94%だった」のような指摘をされることは有ってはならない。
 
 だがそれ以上に全ての日本人に言いたい事は、アメリカでの日本企業の勝ちは絶対無いと肝に銘じるべきである。それどころか日本企業バッシングはこれから更に激しくなる筈である。手を変え品を変え、あらゆる事で日本企業はバッシングされるだろう。理由は『出来る杭は打たれる』であるが、もっと深い理由がある。
 
 理由を知りたければ、ブッシュ政権時のジョン・トーマス・シーファー駐日大使の「河野談話から撤退したら、日米関係は破局的になる」の言葉の意味を考えることである。オバマ政権下の国務省が首相の靖国参拝に「失望した」と言った意味も同じである。
 『大東亜戦争未だ終わらず』の記事を書こうと思っていたが、「トヨタ、制裁金1200億円でアメリカと和解」の記事が目に入ってしまった。でも『トヨタリコール問題からの教訓』も『大東亜戦争未だ終わらず』の記事も同じ内容である。
  
 
トヨタ訴訟問題を調べているとき、このようなブログに出会いました。紹介させて頂きます。
えんだんじのブログ』日本復活に執念を燃やす男、えんだんじの話

アメリカの頚木

 安倍首相が3/14の国会答弁で「河野談話の見直しはしないと」と表明した。産経のコラム欄には、顔に「痛恨の極み」と書いてあると評した。安倍首相の選択は大間違いである。従軍慰安婦問題は、検証さえ行えば虚構だった事が証明され、日本に着せられたあらゆる汚名を晴らす突破口になりえたのである。日本としては問題を大きくなればなるほど、韓国政府や慰安婦の嘘がばれ、日本が有利になる筈だったのである。処が馬鹿な事に、安倍首相は問題を静める方に舵を切ったのである。しかも自ら牙を抜いて、敵に差し出したである。「痛恨の極み」どころではない「万死に値する」行為である。即ち利敵行為を行った。
 
 勿論、その敵とはアメリカのことである(支那・朝鮮はアメリカの犬)。
        
  『アメリカの大変化を知らない日本人。日米関係は新しい時代に入る』
              (日高義樹:PHP研究所)
 
・アメリカが中国にものを言わなくなったのは、ドルと人民元の通貨同盟が出来たからである。中国がドルを支える見返りは、人民元の固定相場の容認である。当然、尖閣紛争があろうと、アメリカは介入するつもりが無い。
 
・オバマは、それ程TPPに関心が有ったわけではないが、経済政策の失敗を貿易で補おうとしている。若しTPPが失敗に終わると矛先は日本に向けられる。アメリカから見たTPPの成功とは日本から貿易利益を得る事(日本は雇用を喪失し、貿易収支悪化分GDPは減る)であり、TPPの失敗とは「日本政府の約束違反」として日本を制裁することになるだろう。
 
・シェールガスは環境問題を抱えている。TPPの失敗を日本によるものと考えるアメリカとしては、当然日本へのシェールガス輸出はしないだろう。仮に日本にシェールガスを輸出した場合、環境問題の矛先が日本に向けられるかもしれない。それだけでなく、アメリカが中東の石油に頼らなくなり、又米軍の兵力削減によりアジアは大混乱となり、今度は中東の石油が日本に入らなくなる可能性がある。
 
・中国はアメリカに代われない。(言わずもがなである。世界で最も民度の低い国の1位がインド、2位が中国である)
 
・次の大統領のもとでも日米関係は悪化する。現在のアメリカに有能な政治家はいない。次の大統領も又、日本悪者にすることで人気を得ようとするだろう。
 
・無人機等の先端兵器により、日本に基地がある意味がなくなりつつある。従って、アメリカは日米安保の必要性を感じていない。しかしアメリカの東南アジアの戦略は無定形で混乱している。(当然、日本の東南アジアの戦略も日米安保の延長線上で見ることは出来ない)
 
・安保条約は、日本の領土占領を続けるためのものである。駐留米軍の目的は日本を監視するためである。(横田、厚木と首都圏の基地は全て米軍基地。一方航空自衛隊の首都防衛の基地は遠くはなれた百里基地。しかも軍民共用)
 
・集団的自衛権は幻である。集団的自衛権という言葉を理解しているアメリカ人はいない。集団的自衛権という言葉はアーミテージのような安保ビジネスを行っている「安保屋」が、アメリカ国内で「アメリカだけが日本を守るのはフェァではない」との声が上がり始めたときに、日米安保の延命を図るために言い出したものだ。集団的自衛権という言葉は英訳することもできない。(しかし、GHQの呪縛である憲法を変えられない日本としては、なし崩し的にGHQ憲法を無意味にする手もあるかも知れない)
 
・アメリカの国防予算は大幅に削減されるが、それでも米軍は最新兵器を装備する。レーザー砲、レールガン、GPS不要なミサイル、無人機等である。
 
・アメリカ社会では伝統的な家族システムの崩壊が起きている。それは保守層の弱体化、共和党支持層の減少に繋がっている。そして民主党政権は反日であった。オバマ政権はそれを継承している。
 
・アメリカは友人を裏切ってきた。パーレビ国王、ゴジンジェム政権、ムバラク政権等である。(台湾もそうだった。現在は日本を裏切っている。従軍慰安婦問題でのアメリカの対応がそれを証明している)
 
・昭和憲法では新しい世界に対応できない。日本人が忘れているのは「日本の主権がアメリカにあった」事実だ。憲法が施行されたのは占領中の1947年5月3日である。その憲法は日本がアメリカと戦っているときに、連合軍が日本の降伏文書と平行して憲法原案を作成していたのである。そしてアメリカは憲法を日本人の手で変えられないように、衆参三分の二以上の賛成がなければ、憲法改正の発議が出来ないように定めたのである。
 
 
 日高氏は「アメリカの対等の同盟を結ぶ」と、必ずしもアメリカから手を切るべきとは考えていないようである。だが日本の羽を切り飛べないようにしているのはアメリカである。従って日本はアメリカの頚木から逃れない限り、日本の明日は無いと思われるが、どうであろうか。
 
 日本がアメリカの頚木から逃れるには、核武装、次世代原発、海水からウランを採取、藻類バイオ燃料、メタンハイドレード採取の推進が必要不可欠である。
 昭和憲法については捨てるしかないだろう。悪意を持って作られた憲法である。憲法改正は間違いである。捨て方としては、これから作る法率が憲法に定めれらた事と異なる場合は、新たな法律を優先するとして、昭和憲法をなし崩し的に無効にしてしまう方法もある。どうせ支那・朝鮮との侵略に対処するには、昭和憲法を無視するしか無いのである。 
 
【慰安婦像撤去訴訟】未来の子どもたちに歴史の真実を取り戻せ!
 
 加瀬英明氏は「河野談話があるから従軍慰安婦の話を信じるアメリカ人がいる」と言うが、その河野談話の検証さえさせないように圧力をかけているのは、アメリカ政府ではないか。アメリカ政府だけではない。知日派と言われたアーミテージ元米国務副長官、マイケル・グリーン元米国家安全保障会議アジア上級部長も、『河野談話』見直し阻止にやっきである。なんだコイツ等は、頚木が外れていないか見張っている看守だったのか。

和を以て貴しとなす

初め記事の題を『アメリカの変節』とでもしようかと思ったが、『和を以て貴しとなす』としたのは、日本が現在歴史問題で特亜国家やアメリカ等から矢面に立たされている状況や、ウクライナをめぐってロシアとEU、アメリカ対立が起きた構図からも、実はハンティントンが提唱した『文明の衝突』では無いかと思われたからである。それに今更アメリカが変節したわけではない。無実の罪をでっち上げ、プロパガンダで他を攻撃するのは、アメリカそのものの姿である。
 
でも何故記事の題が『和を以て貴しとなす』になるのかは、その精神こそが日本が世界で最古の国であり、主要国の中で最も治安が良く、世界で2、3を争うGDP大国になった理由であり、逆に『和を以て貴しとなす』精神が従軍慰安婦問題を生んだ原因だったからである。そしてこの精神は他文明では理解されず、逆に付け入る隙になっているからである。
 
従って、従軍慰安婦問題も南京大虐殺問題や靖国参拝問題も、歴史の嘘か真実かどうかが焦点では無く、『アメリカ・西欧文明』と『中華文明』連合対『日本文明』との生死を分けた攻防戦と言えるだろう。日本が幾ら従軍慰安婦や南京大虐殺が捏造である証拠を見せても、相手が聞く気も持たなかったのは、『日本文明』の存在が『アメリカ・西欧文明』や『中華文明』の存在を脅かすと考えているからと結論した結果である。
 
従軍慰安婦問題は、証拠が無かったのに日本政府が謝罪した事から問題が大きくなった。謝罪した理由は、元慰安婦の境遇を哀れんで問題を大きくさせないように配慮した結果と思われる。本来なら「元慰安婦は嘘つきの集まりだ」と言って良かったのであるが、『和を以て貴しとなす』精神を発揮したばかりに、悪辣な河野洋平や韓国政府の付け入る隙を作ってしまったのである。
 
では、この問題に対するアメリカの動きはどうかと言うと、例えば3月2日の時点でもニューヨーク・タイムズの記事は相変わらず、従軍慰安婦問題をめぐる河野洋平官房長官談話の検証問題で謝罪を撤回する可能性を問題視し、安倍首相が第2次大戦の歴史をごまかそうとしているとの批判の記事を書いている。歴史問題で安倍首相を批判しているのはニューヨーク・タイムズだけではない。ウォールストリート・ジャーナルなんかも同じである。アメリカのマスコミの殆どが、こと日本の歴史認識問題に関してはアメリカ政府と同じ考えなのである。
 
それにしても不思議ではないか。従軍慰安婦については、米軍がビルマで朝鮮人慰安婦から聞き取り調査したときの立派な報告書が公文書図書館に存在する。
ところがこの調査報告書をアメリカのマスコミが取り上げたのは聞いたことががない。アメリカで取り上げたのは民間人のトニー・マラーノ氏(テキサス親父)のホーム・ページ程度しかないだろう。この調査報告書を読めば、普通の人間ならトニー・マラーノ氏と同様「これが性奴隷かよ!」となる筈であるが、アメリカ政府もアメリカのマスコミも、このアメリカの公文書をスルーである。
 
自由の国と標榜しているが、政府もマスコミも殆ど同じ意見。自由の国だから真実を報道が出来るなどと言っていたアメリカのマスコミが、まるで共産主義時代のソ連時代の機関紙のイズベスチャかプラウダと同じだったのである。自由主義国家で同じだったと言うことは、殆どのアメリカ人も同じ考え方なのだろう。
 
そしてこれまた共通項の安倍首相の歴史認識批判である。つまりアメリカ人の不可解な従軍慰安婦問題への対応は、日本人から永遠に自信を無くさせたい願望が垣間見えたと言えるだろう。
 
日本人の中には、従軍慰安婦問題や南京大虐殺問題、又靖国参拝問題等の歴史認識問題についてのアメリカの不可解な行動について、アメリカは中国が分かっていないとか、情勢の変化で変節したとかの理由で説明する人もいるが、戦前からの日本に対するアメリカの動きをみれば、実は文明の衝突だったことが分かる筈である。
 
多数の支那人が犠牲となり、日本人の仕業とされた上海爆撃は、蒋介石国民党軍の仕業だった。日本が満州で麻薬僕熱のため統計調査をして世界に発表したら日本が麻薬を蔓延させている証拠だとされた。多数の日本人婦女子が残虐な方法で殺害(通州事件、通貨事件)されても、それをアメリカのニュースで報道されることは無かった。代わりに架空の南京大虐殺が大々的に報じられているのである。
 
支那人の宣伝工作が上手だったからではない。欧米から多くの特派員が支那に駐在していたにも関わらず、真実を捻じ曲げ偏向報道をしていたのは、アメリカや欧米の特派員だったのである。真実を言ったのはラルフ・タウンゼントやフレデリック・ブィンセント・ウィリアムなどの少数のアメリカ人だけだった。現在の、米軍による従軍慰安婦の調査報告書を取り上げたのが、トニー・マラーノ氏しかいない状況と全く同じである。
 
理由は、当時も今も日本が良い国であっては困るのからである。彼らにとって、価値観が異なる文明が台頭する困るのである。然しながら、日本が彼らの価値観を受け入れることは日本文明の崩壊、即ち日本の滅亡を意味する。彼らの価値観を受け入れることは、日本の価値観、日本精神を失わせることだからである。
 
日本では肩が触れ合うだけでも、お互いに謝ることがある。子持つ親なら子供の遊び相手が怪我でもすれば、自分の子供に落ち度が無くても謝ることは一般的である。又、日本人は自分の意見を大声で主張して、他人に自分の意見を押し付けたりしない。聖徳太子が言うまでもなく『和を以て貴しとなす』は、日本文明の価値観(=精神)の一つだったのである。そうする事により和が保たれ、社会が円滑になることを日本人は知って知っていたのである。
 
その『和を以て貴しとなす』の精神が弱点になったのは前に述べたが、その弱点を補うために青少年にディベート教育を行うなどは止めた方が良いだろう。「主体的な行動力が身に付く」、「自分の意見を持つようになる」など利点が上げられているが、結局は相手を意識した勝負事の世界に身をやつすことになる。庶民がディベートに現を抜かせば、それは日本の良き文化を無くすことになるだろう。結局は『日本文明』が『アメリカ・西欧文明』と同じになるのである。
 
と言っても『河野談話』のように、日本文明崩壊の危機を招き、何の反論も出来ず只手をこまねいているのはやはり問題である。原因は日本の政治家や官僚の思考能力が欠けている為と言わざる得ない。問題は、エリートに相応しくない人間が政治家や官僚になっている事である。それには、エリートに相応しい、否国民全員に別の教育が必要である。
 
それは禅である。チベット仏教や禅では問答が行われるが、ディベートや討論とは違う。仏教や禅で何の為に問答を行う意味は、デバッグ (debug) である。デバッグとは主にはコンピュータプログラムで欠陥を発見する作業で使われる言葉であるが、自分一人で行う事もあるが複数の人間が行う事もある。つまり仏教の問答は、相手の思考の欠陥を指摘する事で相手を一段引き上げてあげるために行うのである。
 
自分の思考の欠陥を探す事は、当然コンピュータプログラムのデバッグ同様、本来は一人で行うべき処であるが、日本のエリート層と思われる人はこの自分の思考の欠陥を探す事などやった事がないような人間ばかり見受けられる。所謂丸暗記教育の弊害である。
 
そこで若いときから禅を行う事により思考の欠陥は取り除かれる筈である。禅の修業の最後は思想さえも無くす処に行く付くのであるが、そこまで行かなくてもエリート層が、若いときから禅を行っていれば、韓国政府に騙されたりと言ったり、カルト宗教や外国思想にかぶれる人間は、政治家や官僚から激減する筈である。
 
『日本文明』は世界の指標になる可能性がある。もったいない!。
 
                    
日本人は無宗教では無い。多くの神社仏閣の存在がそれを示している。日本人が他宗教な寛容なのは、知らず知らずに禅の到達点、無宗教・無思想を実践しているのである。庶民は禅の教えを実践しているが、ところがエリート層がカルト宗教に溺れ、外国思想に被れて自分も迷い国民も惑わせて、日本を滅亡の危機に追いやっているのである。
 
 
それでもアメリカとの関係を重視する向きに、次は「日高義樹:アメリカの大変化を知らない日本人。日米関係は新しい時代に入る。(PHP研究所¥1500)」から考察してみたい。

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