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【討論】日本強靭化会議[桜H29/10/7]
https://www.youtube.com/watch?v=sqa_zdUjov0
討論内容は、日本の経済成長率は世界最低、経済だけでなく科学技術のレベルも急速に低下し、もう駄目レベルという話です。研究分野に大投資しないと日本は生き抜くことが出来ないだろう事は、粗一致した意見、処が政治家・官僚・マスコミは皆緊縮財政派。
その対処法は、高橋洋一氏が言った「財源が必要だが税金でやろうとするから出来ない、投資なので国債を発行すれば良い。インフレ目標に達するには、未だお金が足りない。25兆円ぐらい有効需要があるので25兆円の国債発行は可能と言い。しかも現在金利0なので、B/C(ビーバイシー)=コストパフォーマンスは全てクリアできる」でしょう。
処が今の日本はこの当たり前のことが出来ません。経済も分らない、日本の将来への危機感も無い、官僚や政治家ばかりだからです。彼らがそんなに緊縮財政をしたければ、まず東大あ法学部への予算を0にすべきですね。
この会議でもう一つ重要な意見が有りました。それは山下了氏が「学生の挑戦意欲が失われている。真剣さとかまじめさが日本人から段々失われている。昔は作る事が夢だったのが、いけない風潮になっている」と言っていることです。
高橋洋一氏や藤井聡氏の話は日本の危機の現状とそれに対処するにはどうするかの話ですが、これは日本に限ったことではなく、どの国でも対処法も同じになる筈です。それは有効需要を見つけ幾ら貨幣を創出するかの新たな経済理論であり、いずれ何処の国も採用するようになるからです。
それに対して山下了氏の話は日本の独自性が失われていることの危機感です。現時点なら日本が中国や韓国と同じ経済政策で競争させたら、恐らく日本が勝つでしょう。それは未だ日本の独自性があるからです。何故日本が中国や韓国より有利なのか?。それが前のエントリー儒教脳の呪縛の影響の差です。
こじつけ心理学なのであまり使いたくありませんが、心理学に『達成動機』なる言葉が有ります。何故人が困難な事を達成しようとするのかの動機のことです。殆どの人の動機は、征服欲、金銭欲、名誉欲等です。後、脅迫観念の人もいるかも知れませんが、それ以外に物事を深く追求することに喜びを感じる人もいます。それが昔の日本人には多かったのです。
欲があるのは日本人も支那人も朝鮮人も同じです。でも物事を達成するのに一歩差を付けるのは、欲のために動く人より、物事を追求することに喜びを感じる人です。彼らは人参も鞭も御者もいらず、レールさえ自分で敷いてしまう機関車のような人です。そういう人が日本に少なくなっているのです
伊藤若冲:酒も女も眼中に無く、絵を描くことを無上の喜びとしていた人です。それを可能にしたたのは彼が裕福な家に生まれたからで、いくら好きとは言えある程度資金がないと何も出来ない事を物語っています。倉庫で埃をかぶっていた彼の作品を発掘したのはアメリカ人。絵画なので先端技術では有りませんが、超先端絵画だったのでしょう。物事を深く追求することに喜びを感じる人の結果がどうなるかの一例です。
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