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崗上虜囚の備忘録

日本よ!。私の日本への思いです。 コメントに返事を書かないこともあります。悪しからず。 コメントの投稿は日本人だけにしてください。 日本人でない場合は、国籍を書いてください。 注、google chromeで閲覧出来ませんので、filefoxかinternet explorerで閲覧してください

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大東亜戦争の開戦が無かったら

【討論】もし大東亜戦争の開戦が無かったら?[桜H30/8/11]
この討論に参加した殆どの人の結論は、大東亜戦争は「人種差別との戦争であり、戦争の結果アメリカはその目的を達する事が出来ず、日本は殖民地を解放されたアジア諸国と手を結んで白人国家と対抗することを可能にした」と、このブログのエントリー『オリンピック作戦』で書いた事と同じだろうと感じた。
 
それ以外に日本が取りえた道
 1:戦争回避  =ルーズベルトの方針通り日本は衰弱。植民地解放は無い。
 2:英・欄に宣戦=アメリカから背後を撃たれ早めに負け。植民地解放は無い。
 3:早目に降伏 =植民地解放は無く、世界から侮蔑。
 4:徹底抗戦  =ソ連軍の日本蹂躙。強姦、虐殺。天皇の処刑。日本は無くなる。
 
但しこの討論では、大東亜戦争が起きた根本原因について、皆が一致したわけでは無い。しかし大東亜戦争が起きた根本原因を探る事の方が重要である。髙山正之氏が白人、特にアメリカ人の傲慢さとか野蛮さや狡猾さを指摘していたが、それらは旧約聖書の選民思想から来ていることは分っているようである(注1)。しかし髙山氏は共産主義者の陰謀については余り関心が無いようである。
 
それに対して林千勝氏や田中英道氏は主に共産主義者の陰謀の方を指摘していたが、特に林千勝は共産主義者達の動機、即ち彼らを突き動かした動機の背景には関心が無く、共産主義が旧約聖書の選民思想から生まれた事まで追求していないようであった。
 
前のエントリー『オリンピック作戦』の内容と重複するが、大東亜戦争、アメリカが言う太平洋戦争の根本原因は、ルーズベルト政権もそれと歩調を合わせて日本との戦争を画策した共産主義者達も旧約聖書の選民思想(が戦争の原因)である。
 
そこで共産主義についてであるが、共産主義はユダヤ人が考え付いた思想であり、最初の共産主義革命はロシア革命も主体はユダヤ人で有った。そのユダヤ人が何故熱心にロシア革命に参加したかと言えば、嘗てロシアはユダヤ人を迫害していたからであり、ロシア革命はその報復なのだ。
 
しかしユダヤ人を迫害したのはロシアだけでは無い。殆どの西欧諸国はユダヤ人迫害の歴史がある。旧約聖書は選民思想があるが、ユダヤ人はそれをもっと先鋭的にした経典、タムルードを信じているのである。そしてタムルードにはキリストを冒涜した箇所もある。敬虔なキリスト教徒の国に移り住み、頑なにユダヤ人だけの世界に生き、おまけキリストを冒涜すれば、迫害が起きない方が不思議である。
 
しかしユダヤ人は自分達を変えることでは無く周りの環境を変える事にした。そして自分達が移住した国の文化・伝統を壊すことを考え付いた。それが共産主義思想なのである。宗教思想なら異教徒は見向きもしないが、政治思想であるなら異教徒も信者にして活動を進める事もできる。難解な政治思想に見せれば高学歴の馬鹿は飛びつくと考えたのである。
 
だが旧約聖書の一節にある「あなたは多くの国びとを治めるようになり、彼らがあなたを治めることはないであろう」が共産主義を考え付いたユダヤ人、即ちタムルード原理主義者達の主目的なのだ。当然ツアー(皇帝)を倒すことだけが共産主義の目的ではない。タムルードの教えが背景にあるのだからキリスト教を破壊することも主目的の一つである。マルクスが宗教は阿片と言うのは、異教徒の宗教を破壊するためである。
 
従って共産主義は宗教である。共産主義はタムルード原理主義の宗教なのだ。教祖はいないが学者の皮を被った聖職者はいる。多くのインチキ宗教同様、聖職者達は取っ手つけた様な教義=共産主義思想など信じていない。彼ら自身、異邦人に悪意を持っていることを知っている。その事は、彼らの悪事を暴かれる恐れがある人間に対して未だ『歴史修正主義者』のレッテルを貼って言論封殺をしている事でも分る。この事はをエントリー『オリンピック作戦』で伸べた。つまり悪事は現在も継続中なのである。
 
そして本題である大東亜戦争が起きた根本原因、即ち選民思想問題に戻ると、本来敵同士であるアメリカのキリスト教原理主義者とタムルード原理主義者=共産主義者が、何故手をタッグを組んで日本を敵視して戦争を演出したのかと言う疑問にぶち当たる。
 
白人のキリスト教原理主義者が日本を敵視し始めたのは日露戦争で日本が勝ったからである。恐らく白人に勝った有色人種の出現が、キリスト教の選民思想を持つ彼らににとって不都合だったからであろう。ではタムルード原理主義者達はどうか。日本にユダヤ人迫害の歴史は無い。ヒトラーがユダヤ人を迫害しているとき、日本人はユダヤ人を助けたのである(注2)。
 
ところがアメリカのユダヤ人達はそれを無視。共産主義シンパのユダヤ系の新聞は日本を悪者にする記事を書き連ね、アメリカ人に日本憎悪の気持ちを植えつける事に熱心であった(注3)。そのお膳立てが出来た処でルーズベルト政権による石油の禁輸、そしてハルノート。つまり日本とアメリカが戦争になるように主導したのは共産主義者=タムルード教原理主義者だったのだ。
 
そこで何故タムルード原理主義者=共産主義者がそこまでして日本を叩きたかったかと言えば、それはやはり白人のキリスト教原理主義者の恐れと同じ、放っておけば日本人が選ばれた民より優れた民族になると思ったからである。つまり白人国家より日本の方が上になるかも知れないと見たのだ。
 
良く戦争が金儲けになるからと言われるが金儲けより宗教的動機が優先する場合の方の多い。ルーズベルトの裏口戦争論もあるが、彼らの言う太平洋戦争の動機は宗教的動機である。
 
そして日本の敗北により彼らの懸念事項は一先ず収まった。そこでタムルード教原理主義者=共産主義者達は本来の敵、即ち白人のキリスト教国を破壊し始めたのだ。移民政策、ジェンダー、ポリテイカル・コレクトネス、多文化共生、LGBT。これれら全てタムルード原理主義者=共産主義者による、白人のキリスト教国破壊の為の道具である。
 
それらは既に成功してアメリカはトランプ政権誕生でぎりぎり踏ん張っているが、EU諸国はもう駄目かも知れない。しかしタムルード原理主義者=共産主義者のターゲットは白人のキリスト教国だけでは無い。
 
否、最大のターゲットは日本かも知れないのである。戦前と同じように捏造してでも日本を貶める外国人が居たり(注4)、日本から天皇を無くそうする運動(女系天皇容認)とか、沖縄独立運動、アイヌ独立運動、外国人参政権付与(注5)、夫婦別姓、外国人労働者受け入れ拡大等は全て日本解体が目的である。運動の主体は共産主義に被れた日本人と在日南北朝鮮人であるが、後ろにいるのはタムルード教原理主義者である。
 
そして現在、中国問題が浮上してきた。中国は日本に敵対させる目的でタムルード原理主義者=共産主義者が育てた共産主義国家で有ったが、ところがどっこい中国は世界制覇を野望を持つ中華思想の国だったのだ。当然旧約聖書の「・・彼らがあなたを治めることはないであろう」に反する国である。此処に来て、キリスト教原理主義者とタムルード原理主義者=共産主義者が又タッグを組んで中国潰しを始める可能性が出てきたのである。
 
日本にとって、キリスト教原理主義者とタムルード原理主義者=共産主義者も中華人民共和国も敵である。なので日本としてはアメリカの中国潰しを喜んでばかりはいられないだろう。日本と彼らとの戦争は終わっていないのだ。
 
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注1:『渡辺昇一の世界史、最終講義』高山正之解説・対談のp103に、白鯨を書いたハーマン・メルヴィルが「アメリカは現代のイスラエルびとだ。神に選ばれた民であって、アメリカ大陸という神から与えられた国に来た使命を帯びた人間である」と言った事を紹介し、アメリカ人がインデアンを皆殺しに出来た理由を説明をしている。
 
注2:ユダヤ人を助けた人として杉原千畝等が有名であるが、杉原千畝が日本政府に背いてユダヤ人を助けたと言うのは嘘である。杉原千畝は咎められる事も無く、その後1944年に勲五等瑞宝章を受けている。彼だけでなく大塚惟重海軍大佐、樋口季一郎陸軍中将、安江仙弘陸軍大佐、東条英機等もユダヤ人を助けた側の人である。勿論日本政府の承認の下の行動である。
 
注3:ラルフ・タウンゼント著『アメリカはアジアに介入するな』の中でラルフ・タウンゼントは、新聞が「アメリカと戦わせたい国を選んで、国民がその国を嫌いになるような『憎悪キャンペーン』を大々的に繰り広げている」と指摘している。
 
注4:日本人を貶める変態コラムの毎日新聞英語版「waiwai」のメンバーは4人の内3人がユダヤ人である。アメリカでさえ人口の2%に満たないユダヤ人が此処では半数以上もいる。統括者はユダヤ人では無い?アイルランド系豪州人のライアン・コネルだが、彼と親しいのがユダヤ人の有道出人である。有道出人は人権活動家で日本を人種差別の国と紹介しているが、人種差別反対と言いながら、そのくせ「日本人は・・だ」と言い、日本人の事を『Yellow Jap』という人種差別表現もする。広島、長崎への原爆投下を正当化し、『多文化共生』などと言って処を見ると、タムルード教原理主義者=共産主義者であることは間違いないだろう。
 
注5:共産主義者は、一般人を弱者としての被害者意識を植え付け、国家破壊の賛同者に仕立て上げる事を常套手段とする。在日問題、アイヌ問題、同和問題等、これらはかなりが共産主義者の策謀によるものである。特に朝鮮人は恨の文化の為か共産主義と親和性が良く、終戦直後共産党に飛び込んだ朝鮮人がかなりいる。日本人のサヨクが朝鮮人に酷似しているのは、恨の心根が強い人間程サヨク運動に飛び込むからだ。「朕はたらふく食ってるぞ、汝等臣民飢えて死ね」は共産主義者が作った言葉だが、これに共感する日本人が居たら頭の中は半島系と思って間違いは無いだろう。
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オリンピック作戦、その2

  戦争を仕掛けたのはアメリカ
  日本側の決意
 
オリンピック作戦、その2
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空母エセックスに突入する特攻機。8月7日の長崎。ミズリー号での調印式。1949年12月27日インドネシア連邦が成立したときに演説するスカルノ大統領。
 
終戦
そこに飛び込んだのが『ポツダム宣言受諾』の一報である。一番喜んだのはメンツを潰されなくて済んだアメリカだろう。トルーマン大統領が「日本をソ連の助力なしに英米のみで屈服させることが可能になったことから作戦中止を決定する」等と言っているようであるが嘘である。予想されるアメリカ兵100万人の死傷を考え、攻め倦んでいたところだったので「ほっとした」のが正しい。
 
トルーマンには、残り17発の原爆を落とす事や無差別爆撃を続行する、または周囲を取り囲んで日本人が飢え死にするのを待つ手も有るが、これ等の犠牲者は非戦闘員の一般市民であり、日本軍を恐れて一般市民を殺戮したとの謗りを受ける事になり、ひいては彼等の精神的・文明的支柱だったキリスト教の道徳感も崩壊することになる。それよりなにより戦争が長引けばソ連に主導権を与えてしまうことだ。親ソ・容共だったルーズベルトなら規定路線かも知れないが、トルーマンにとっては、それは許しがたいことだったろう。
 
将棋の世界では、最早これまでと思ったとき、棋士は一手違いの形を作って投了する美学がある。『オリンピック作戦』への日本の対応は正に是である。『ポツダム宣言受諾』も最適なときに発せられた。よく無条件降伏などと言う者がいるが、日本は刀折れ矢尽きながら残る国民の命を救い、連合国軍に威圧を与える事で国の存続を可能にして降伏したのである。勿論無条件降伏ではない。
 
それを可能にしたのは、全ての戦場で雄雄しく戦った日本兵士からの賜物である。戦艦大和による特攻も無駄では無かった。若し終戦時に大和が無傷で存在したら軽蔑の対象になっていただろう。あのヘレン・ミアーズさえ、残弾が有りながら自決した日本の兵士を軽蔑の目で見ているのである。
 
また「威圧を与えての降伏」なんて意味が無いと思われるかも知れないが、1945年8月19日、戦争停止により満州奉天北飛行場はソ連空軍が占領していたが、そこに4機編隊の日本戦闘機が低空に到来し、急上昇するや反転して次々と急降下して飛行場に突込み自爆したのである。それを見たソ連軍将兵は驚愕し、今まで横柄だった態度が一変して紳士的な態度になったとの逸話がある。
 
人種差別者との戦い
大東亜戦争は人種差別との戦いであった。それは戦艦ミズーリの甲板に掲げられた星条旗の1枚が、ペリー艦隊が日本に来航した時に旗艦サスケハナ号が掲げていた星条旗をわざわざ海軍士官学校博物館から取り寄せたものだった事が如実に語る。それはマッカーサーの要望によるものだが、マッカーサーの嫌らしさと同時に、完全に屈服させることが出来なかった悔しさも伝わって来るではないか。
 
ペリー来航の目的も日本の屈服であった。だが日本は屈服をしなかった。若し日本が戦わなければ、如何にうまく立ち回っても日本は「隔離され衰弱する」道が待っていただろう。結果アジアの植民地も解放されず、今日でも日本人を含め全てのアジア人は劣った人種とされていた筈である。しかし『ポツダム宣言受諾』は絶妙なタイミングで発せられたのである。それは連合国軍に威圧を与え条件付き降伏することにより日本も滅亡せず、アジア諸国に独立する時間を与え、解放されたアジア諸国と手を結んで白人国家と対抗することを可能にしたのである。
 
人種差別との戦いは終わった訳ではない。マッカサーは狡すからい事に、日本人を完全に屈服出来ないことを知ると、日本人を洗脳することを企んだ。WGIPである。これを実行したのはGHQの民生局であったが民生局は共産主義者の巣窟、実は共産主義者はマッカーサーの敵だったのだ。
 
ルーズベルト、トルーマン、マーシャル、スチムソン、マッカーサー等は何故日本の屈服に固執したのか、それは旧約聖書の選民思想にある。ヨーロッパの白人がキリスト教に入信したとき、かなりの数の白人が自分達は神に選ばれた民だと思い込んでしまう。同じ人間であるインディアンをホロコーストしたり、黒人を奴隷にすることが出来たのは、旧約聖書にそう書いてあると勝手に解釈したからだろう。頑迷傲慢、白人キリスト教徒の人種差別主義者の思考はイスラム原理主義者とよく似ている。
 
だが旧約聖書の選民思想と言えばユダヤ人である。そのせいだろう、奴隷商人は多くはユダヤ人だった。ルーズベルトの母方の祖父ウォーレン・デラノは中国でアヘン貿易で財を為していたのだが、アヘン貿易と奴隷貿易は密接な関係がある。実はアヘン貿易は奴隷の売買出来なくなった奴隷業者が転向して始めたものなのだ。またアメリカ全体で奴隷を所有していた家庭が2%以下だったとき、ユダヤ人の家庭の40%が奴隷を所有していたのは、彼等の選民思想と人種的偏見を見ることが出来るだろう。
 
「原爆投下は警告なしに行われるべきだ」と主張したロバート・オッペンハイマー(彼は否定しているが、彼が共産主義者だったのは濃厚である)や、ジョン・フォン・ノイマンが「日本人のプライドを粉々にするために原子爆弾は京都に投下するべき」と発言したのは、彼らの他民族蔑視の選民思想から出たものである。
 
共産主義はタムルード原理主義
そのユダヤ人が生んだ共産主義が「宗教は阿片」と敵視している宗教とはキリスト教の事であり、狂信的ユダヤ教徒がキリスト教を否定するのと同じではないかと考えれば、共産主義がユダヤ人の考えのもとに生まれたことも分る。そこで狂信的ユダヤ教と言えば、「イエスの母は売春婦だった」、「キリスト教徒は異教徒」とキリスト教を冒涜するタムルードに行き着く。そのタムルードには「ユダヤ人が異邦人を騙す事は差し支えない」とか「ユダヤ人のみ人間、異邦人は動物」とか有るようだ。つまり異邦人の命など考慮しないISISが狂信的イスラム原理主義者だったように、共産主義者も狂信的タムルード原理主義者なのである。
 
そのルーズベルト政権の共産主義者が、アメリカ国民の犠牲も厭わず日本との戦争になるような工作をしたのも、GHQ幹部のハーバート・ノーマン(英情報局保安部が共産主義者と断定)が熱心に日本の皇室解体を薦めたのも、共産主義が異邦人の存在を否定するタムルード原理主義だからと考えれば理解できるだろう。
 
当然、共産主義者に命を軽視されたのは日本人やアメリカ国民だけでは無い。1932年頃、ウクライナで故意に小麦が徴発され続けられ、そのため数百万人のウクライナ人の餓死者が出た事があった(ホロドモール)。故意と言うからには事実上のホロコーストである。やったのはソ連であるが、当時のソ連の支配階級の80%以上は共産主義のユダヤ人であった。ホロコーストの理由は、17世紀に起きたウクライナ・コサックによるユダヤ人虐殺の報復と言われている。
 
共産主義者達は、ユダヤ人のホロコーストについては大騒ぎだが、このウクライナ人のホロコースト(ホロドモール)については無視である。共産主義は平等な社会を目指す思想・運動と言っていたが、ユダヤ人の為の思想・運動だった訳だ。共産主義者の二枚舌はアメリカでも同じであった、アメリカ国内の共産主義者は日本との戦争を画策したが、共産主義者が黒人の人権を考慮したことは無かった。むしろ黒人が市民権を得られるように活動したのは、ハミルトン・フィッシュのような反共主義者だった。
 
上記の事やソ連の実態を見ても共産主義は、ユダヤ人共産主義者を頂点とするカースト制のカルト宗教なのだ。当然共産主義カースト制はアメリカ国内の白人にも適応される。白人を頂点とするキリスト教を信じる人種差別者の白人も、ユダヤ人共産主義者から見れば下位カーストなのだ。当然マッカーサーも下位カーストである。
 
米軍戦死者だけで3万人以上と、朝鮮戦争でマッカーサーが率いる国連軍が何故苦戦したのか。それは北朝鮮が中共の支援のもと戦争を始め、最後は100万人以上の中共軍が出て来たからである。だがその中共を育てたのはルーズベルトの腰ぎんちゃくのマーシャル将軍だったのだ。
 
マーシャル将軍が共産主義者だったかどうかは分らないが、ルーズベルト亡き後の彼の行動を見れば、彼が共産主義者達の代理人だったことは確かである。またルーズベルトであるが、彼がユダヤ人で共産主義者だった可能性は否定出来ない。彼は熱心なプロテスタント信者だったと言うが、共産主義運動とは全編陰謀であり、共産主義がタムルード原理主義だと考えれば、ルーズベルトがプロテスタント信者云々はカムフラージュかも知れないのだ。現にハーバート・ノーマンの父親はユダヤ人でプロテスタントの宣教師だったではないか。
 
朝鮮戦争が起きたのは赤狩りが始まった頃で、ルーズベルト政権の共産主義者達の影響力も無くなったと思われるが、多くの共産主義者は形を変えて健在だったのだろう、マーシャルの発言力も依然健在であった。マーシャルが中共を育てたのは、スターリンのユダヤ人迫害が知られるようになり、中共をソ連の対抗馬にする為かもしれない。そんな事は頭の鈍いトルーマンが分る筈が無い。結果マッカーサーは梯子を外され、アメリカ兵も余計に死ぬことになった。
 
戦争は終わっていない
尤も日本から見ればこれらの事は、嘗て日本を敵視した2つの人種差別勢力同士の争いであり、白人キリスト教原理主義の人種差別主義者と共産主義者即ちタムルード原理主義の人種差別主義者の争いである。今日ではこの2つの争いは共産主義者側が優勢のようである。と言っても共産主義者はアメリカでもヨーロッパでも自らを共産主義者であるなど誰も名乗らない。既に共産主義者はロシア革命は失敗とし、その国の伝統・文化を破壊することが共産主義に到達する道だとして、路線を変更して社会に深く静かに食い込んでいたのだ。その思想は隠れ共産主義と言われるフランクフルト学派のものである。
 
近年、自らをリベラルと称する輩が、人権・平等などを標榜し、フェミニスト運動やポリティカル・コレクトレスを推進している光景を目にするが、この運動が路線を変更した共産主義運動なのである。中には流行を追って飛び込んだ馬鹿者もいるが、中心的役割を果たしているのは間違いなく戦前から続く共産主義者=タムルード原理主義者である。
 
彼等が如何に悪意を持っている人間達であるかの例を紹介しよう。それは美術史研究者の田中英道氏がベルリン大学から日本の文化史を講演するように依頼されたのが撤回された話である。撤回理由は田中氏が『新しい歴史教科書をつくる会』の会長を務めていた事であった。
 
田中氏に講演する事になった経緯は、フランクフルト大学の教授に日本の文化史の講演を依頼したところ、それが断られたので田中氏にお鉢が回ってきたのだが、田中氏が講演する事を知ったフランクフルト大学の教授は猛反対した。『つくる会』の活動をしている事は、田中氏を招聘した人も知っていたのだがフランクフルト大教授の声が大学理事会の多数を占め、田中氏の講演依頼は撤回されたのである。フランクフルト大学と言えば、路線を変更した共産主義、即ちフランクフルト学派のお膝元である。勿論、田中氏の講演に猛反対した教授は、勿論フランクフルト学派の共産主義者であろう。
 
ではフランクフルト学派の共産主義者達にとって田中氏の何が問題であったかと言えば、田中氏が彼等の考えるところの歴史修正主義者だからである。では彼等にとって歴史修正主義者の何が問題なのか。それは共産主義者がかつて行った罪業、ルーズベルトとつるんで日本と米国が戦争するように画策した事、共産主義者が日本に原爆を落とすことを一番望んでいた事、共産主義者がホロドモールを行った等々の事実を歴史修正主義者が明らかにしまうからである。もっと言えば共産主義がタムルード原理主義で有る事を知られてしまうことだろう。
 
フランクフルト学派の者達は戦前の旧共産主義者の悪行を隠すことに必死だったのである。つまりフランクフルト学派も旧共産主義も同じだと言う事である。田中氏の講演を潰した教授が学説に自信が有れば堂々と討論するか只見守れば良いのに、田中氏の講演を潰すことで、自分達が旧共産主義者の悪行を擁護する同じ共産主義者である事をばらしてしまったのだ。
 
然しながら世界は彼等共産主義者の望む方向に進んでいる。現時点での彼等の戦果は言論封殺に成功した事だ。フェミニズム、ジェンダー・フリー、LGBT等は、伝統・文化破壊を目的としたフランクフルト学派の共産主義思想によるものである。その中で特にヘイトスピーチ規制やポリティカル・コレクトレスの言論封殺は恐らくヨーロッパの状況も同じと思われるが、アメリカで猛威を奮っている。
 
そしてここに来てアメリカの共産主義者のターゲットの一つが、アメリカ国家の破壊である事が分ってきた。アメリカの若手歴史学者ジェイソン・モーガン氏が言うところによると、アメリカの歴史学会の学者達にとって日本とドイツに勝ったことは正義であるが、アメリカは大嫌いな国のようである。その傾向は既に歴史学会だけでは無さそうである。現在のアメリカの大学の殆どが反米で反日(反米<反日)のようである。
 
つまり共産主義者、即ちタムルード原理主義者が本来の顔を見せて白人をも差別し、アメリカを壊し始めたのだ。現在、アメリカの教育システムは完全に破壊され、最後の砦だった理工系の研究現場でさえ人種差別、性差別、同性愛差別の言葉狩りや魔女狩りが行われているのである。
 
確かに魔女狩りは異常である。だが魔女狩りに参加している大多数は共産主義者に扇動された洗脳馬鹿なのであるが、アメリカの教育現場ではその洗脳馬鹿が新たな洗脳馬鹿を生み出す事で、洗脳馬鹿が雪だるま式に大きくなっているのだ。そして洗脳教育の結果は、ソ連の経済が停滞し、ついには崩壊に至った道と同じ結果がアメリカにも待ち受けている事を示唆している。
 
と言っても日本はそれを対岸の火事と見過ごすことは出来ないだろう。日本でもタムルード原理主義者に洗脳された洗脳馬鹿が新たな洗脳馬鹿を生み出す事になっているのだ。そして共産主義者すなわちタムルード原理主義者は反米であるが、より反日であることを思い出して欲しい。タムルード原理主義者が一部の白人キリスト教原理主義と依然タッグを組み、否代理人として使い、日本を最大のターゲットとしているところはのは変わらない。つまり戦争は終わっていない。
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「安倍首相は歴史修正主義者だ」とか「それは歴史修正主義だ」などと言う白人がいたら、間違いなくそれは共産主義者、即ちタムルード原理主義者である。そのような現場に出くわしたら「お前はタムルード原理主義者だろう」と逆にレッテル貼りをして、タムルードについてあれこれ聞くのも面白いだろう。

オリンピック作戦、その1

今日のエントリーは『オリンピック作戦』であるが、『東京オリンピック』の事では無い。『オリンピック作戦』とは、大戦末期に連合国軍が計画していた日本本土上陸作戦の『オリンピック作戦』と『コロネット作戦』、総称して『ダウンフォール作戦』の前哨戦である九州上陸作戦のことである。
 
このエントリーは数年前から終戦記念日に載せようと構想していたのだが、ようやく取り掛かる事が出来た。チラシの草稿にするつもりでも書いたのだが、構想とは裏腹に文字数は多すぎるし、内容も複雑すぎて意味不明の文章になってしまった。それにとてもA3裏表に収まりそうもない。仮にチラシに出来たとしても、受け取った人は「なんじゃこれは」になるだろう。ま良いか、備忘録なんで。
 
オリンピック作戦、その1
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未だに先の大戦を「日本は無謀な戦争した」、「軍部が暴走して起こした戦争」、「無能な指導者の為に、国民が塗炭の苦しみを味わった」と言う人がいるが、何れも一知半解か無責任の人間の言葉としか思えない。では日本が当時の状況下に置かれていたとき、若し諸君が日本指的立場の人だったら、若しくは諸君の言葉が日本の命運を左右するとしたら、どのような選択するのだろうか。
 
方法論を聞いている訳では無い。戦うか戦わないかのどちらを選択するかである。なので難しくは無いはずなので、是非考えて抜いて答えてもらいたい。
 
戦争を仕掛けたのはアメリカ
結果として日本は『ハルノート』を見て日本は戦争の道を選んだのだが、少なくても当時の軍人でも政治家でも、指導者レベルの人間なら戦争になれば日本が負けるのは分っていた。それなのに何故日本は戦争への道を選んだのか。それは戦争をしたいのはアメリカ側だったのが分っていたからである。事実、近衛内閣のブレーンだった共産主義者の尾崎秀実が支那事変を煽ったように、F・ルーズベルト政権にも数百人もの共産主義者がおり、共産主義者が牛耳る新聞等と共に、厭戦気分のアメリカ国民を騙し、日本との戦争を画策していたのである。
 
それどころでは無い。真珠湾以前に日米戦争は始まっていたのである。例えばフライングタイガースは日中戦争時に中国国民党軍をボランティアで支援したアメリカ軍人パイロットAVGの愛称であるが、その戦闘機や弾薬はボランティアで送られた物ではない。F・ルーズベルト大統領の指示の下、アメリカ軍が主体となって仏印(ベトナム)やビルマ(ミャンマー)を経て輸送したのである(図1の中央、参照)。名目は日本の侵略に困っている中国の支援であるが、ルーズベルト大統領は日本に最初の一発を打たせる為に、日本近海に巡洋艦を出没させることも提案しており、実際にそれは実行され日本海軍も豊後水道にアメリカの巡洋艦らしき船が近づいたことを確認している。つまりF・ルーズベルトは何がなんでも日本と戦争したかったのだ。
 
アメリカ人の中にもルーズベルトが戦争したかったことを見破る人もいた。ルーズベルトの不可思議な行動を調べ上げ、ルーズベルトはアメリカ国民を騙したと非難したコロンビア大学の歴史教授チャールズ・A・ビーアド、『ハル・ノート』の存在を知り「あの戦いの真実は、ルーズベルトが日本を挑発したことにあった」と言ったハミルトン・フィッシュ上院議員、「ルーズベルトがわが国を戦争に引き込もうとしたのは疑いない」と言ったハーバート・フーヴァー第31代大統領などである。
 
ではルーズベルトが日本と戦争をしたかった本当の理由は何だったのか。ドイツと戦っているイギリスを助けたかった、ルーズベルト自身も共産主義者にシンパシーが有り、ロシアを助けたかった等とよく言われており、勿論それもあるだろう。だがルーズベルトが人種差別主義者だった事の方を注目すべきではないか。
 
例えばルーズベルトは、駐米英公使ロバート・キャンベルに、アジア系人種とアーリア系人種を交配させて、それによって極東に文明社会を生み出していく事を提案しており、さらに「但し日本人は除外し、元の島々に隔離してしだいに衰えさせる」と語っているのだ。それにしてもルーズベルトは、人種交配政策で何故日本人だけ除外したのかのだろうか。
 
それは日本人が奴隷に向かないからである。白人に反抗したアメリカインディアンも奴隷に向かないとされ、虐殺され抵抗力が無くなると隔離政策が取られ、その結果コロンボスがアメリカ大陸を発見した頃には2000万人程いたと思われるインディアンの人口は30万人程になったのである。そしてインディアンに行われた最後のホロコースト、即ち餓死はインディアンが武器を置いた後に行われたのだ。
 

図1、[左]バイソンの頭蓋骨の山、[中]ビルマから中国に輸送される戦闘機、[右]大崎町の陣地
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図1の左は1870年頃撮影されたバイソンの頭蓋骨の山であるが、これはただのハンティングの結果では無い。米国内務長官のコロンブス・デラノによるインディアン政策の結果である。デラノ内務長官はバイソンを殺すことでインディアンを鎮め、移住させ保護することが白人文化への同化を進めると説明しているが、実際は「隔離し衰えさせる」ことが目的だったのだ。因みコロンブス・デラノはルーズベルトの母方の縁者である。
 
ルーズベルトのような人種的偏見は、ハリー・トルーマン大統領も同じであった。原爆投下を知ったキリスト教会連邦議会からの疑義の電報に対して、トルーマンは「原子爆弾が獣に分らせる唯一の言葉だ」と返事を書いている。後日、原爆投下に対する批判を抑えるために「原爆が戦争を早く終結させた」との神話を作り出したヘンリー・スチムソン陸軍長官も人種差別者である。日系人強制収容政策の最高責任者は彼だったのだ。要するにアメリカが言う『太平洋戦争』の主たる目的はインディアンと同じく、日本人絶滅なのだ。
 
しかし絶滅させる前に足りない事がある。それは屈服の儀式である。アメリカは原爆投下をされても日本は最後まで戦うと思っていた。何発原爆投下されても、海上封鎖で餓死することになってもである。だとしても日本が屈服しなければ気持ちが治まらないのだろう。そこで考えられたのが日本本土上陸作戦、即ち『ダウンフォール作戦』である。
 
第一段階の『オリンピック作戦』は1945年11月1日に、米第6軍が南九州の3分の1を占領して空軍基地と海軍基地を確保し、そこを基点に第二段階の1946年の3月頃に3個軍が東京・横浜地域を占領する『コロネット作戦』に移行する筈であった。
 
日本の決意
一方日本側でも、1945年1月頃に本土決戦の概念が固まり50個師団の増設を打ち出したのである。と言っても如何せん、年寄りの新兵をかき集めても充分な武器は無く、武器も粗製乱造で行くしかなかった。そこで考えついたのが全軍特攻である。粗製乱造の武器でも使い方しだい。一人一殺戦法なら上陸軍より数で勝るし、勝てないまでもアメリカに重症を負わせる、つまり一矢を報えると考えたのである。
 
海軍の計画では1945年9月までに、蛟龍73、海龍252、回天119、震洋2150、伏龍200?を生産し、『オリンピック作戦』が行われる頃には、陸海の航空機は凡そ1万機が本土決戦用に準備された筈である。性能が左右される航空戦など、はなから無視である。特攻なら旧式飛行機でも十分戦力になるとされたのである。
 
沖縄戦では1827機の航空機による特攻が行われたのだが、本土から600km以上も離れており、特攻機はレーダに補足されて戦闘機が待ち構えたところに突っ込まなければならなかった。また特攻機が狙ったのは航空母艦など強力な対空兵器がある艦船である。当然特攻機の損害が増えても戦果は上がらない。硫黄島の戦いでは1000km以上離れているので航空機による大規模な特攻は使えなかった。
 
では島を防御する地上軍が上陸部隊を叩けるかと言うと、沖合の戦艦が巨砲を打てば島の反対側のはるか向こうを飛び越してしまうような小さな島に一重二重に艦船が取り巻いているので、一番脆弱な上陸部隊を叩くことが出来なかったのである。戦艦の主砲弾は一発1トン以上、それを1隻で1000発程度搭載しているので、戦艦1隻で一式陸功1000機分に相当する火力である。防御する地上軍が上陸部隊を1回だけ叩けたとしても見つかったら最後である。
  
ところが本土決戦では隠匿した飛行場から一山越せば戦場である。さらに今度特攻機が狙うのは航空母艦などでは無く、輸送船やLST及び上陸用舟艇である。ここに至って日本軍はようやく米兵を殺す作戦に転じ、地の利を生かした水際作戦が出来る環境も得られたのである。海中でも沖縄戦や硫黄島戦で出来なかった大々的な特攻が行われ、陸でも戦車には刺突爆雷、布団爆弾での特攻である。
 
日本軍の基本的な戦法は、硫黄島で行われた上陸を許して敵味方入り乱れた白兵戦にすることで米軍の有力な艦載砲を封じる戦法が柱であるが、今度はそれに水際特攻作戦が加わるのである。更に後方の霧島山中に決戦部隊を配置し、頃合を見て白兵戦に加わるのだから当然米軍の損害は甚大になる筈であった。それは戦後米軍によっても認められているのである。
 
そして日本側は、米軍は1945年11月初旬に必ず南九州を占領し、次に関東地方に上陸する筈と予測し、準備を始めたのである。日本側の予測は『オリンピック作戦』及び『コロネット作戦』の、米軍が上陸を予定した場所と侵攻時期がぴたり一致した。これは『マッカーサー参謀』とあだ名された堀栄三少佐のいた第6課米国班の分析によるところが大きいと思われる。
 
 
図2:オリンピック作戦(南九州の戦域) <拡大
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南九州に展開する日本軍の布陣は以下である。
第57軍 大隅半島
 第156師団 樋口敬七郎中将(本庄方面)
 第154師団 二見秋三郎少将(日向灘沿岸)
 第212師団 桜井徳太郎少将
 第 86師団 芳仲和太郎中将(志布志方面)
  独立混成第98旅団 
  独立混成第109旅団
  独立戦車第5旅団  高沢大佐(3式20輌+10))
 第 25師団 加藤怜二中将(都城後方)
  独立戦車第6旅団(1/2) 松田大佐(都城後方)3式10輌
 
40軍 薩摩半島
 第 77師団  中山政康中将(国分方面) 北海道から転出
 第146師団  坪島文雄中将(川辺方面) 
 第206師団  岩切秀中将(伊作方面)  機動打撃師団
 第303師団  石田栄態中将(川内方面) 速成師団
  独立混成第125旅団 倉橋尚少将
  独立戦車第6旅団(1/2)3式10輌 
 
決戦兵団 4個師団+戦車6個連隊、3式40輌程?
 第 57師団 矢野政雄中将(福岡) 関東軍精鋭 
 第216師団 中野良次中将(熊本) 機動打撃師団
 他2個師団
 
その他、大本営では関東地方に展開する最精鋭の36軍を九州・四国に進出させるべきとの考えに傾きつつあった。恐らく36軍は九州に駆けつけたであろう。何故なら九州で決戦を行った後、日本は燃料が枯渇しているのである。決戦のチャンスは一度しかないのだ。
 
決戦が行われる南九州では地下道・洞窟陣地(図1右)、特攻機や特攻舟艇などの秘匿壕が婦女子によって掘られており、粗完成の域まで行っていた。また秘匿飛行場も95を超えていた。この準備が出来たのは、あの桜島より小さな硫黄島の戦いで1月も持ちこたえ、沖縄戦でも2月も持ちこたえた将兵の決死の戦いが有ったからである。
 
若し計画通り『オリンピック作戦』が行われていたら、3昼夜の空と海からの特攻により米軍上陸部隊の何割かが海の藻屑となり、アメリカ側の見通し「上陸側の兵力は防御側のは3倍あるので過大な死傷者を出さなくても済む」の目論見は大きく崩れ、陣地で待ち構える同数の兵力と戦う羽目になるのだ。更に大本営では本土決戦の為の精鋭、36軍も投入する予定なので、そうなれば日米の戦力は完全に逆転する。
 
硫黄島の戦いでは、守る日本軍2万に対して上陸部隊7万5千と3倍以上あったが、米軍の死傷者は2万8千以上になったのだから。日本軍の方が多いとなると米軍の死傷者は15万どころではないだろう。下手をすれば上陸部隊は全滅と言うこともあり得る。
 
 
図3、本土決戦に備えて温存されていた三式中戦車[上段左]。恐らく数10輌の四式中戦車[上段中]も投入した筈である。75mm砲を搭載したキ-109[上段右]。本機はB-29迎撃用に開発されたが高空性能が悪いので、用途を上陸用舟艇攻撃に変更し、本土決戦に備えて温存された。日本軍主力の九六式十五糎榴弾砲[中段左]。射程26kmの九六式十五糎加農砲[中段中]は有効であるが隠匿するのが難しい。同じく主力に使われたであろう90式野砲[中段右]。このような火砲より硫黄島の戦いで有用だったのはロケット砲だった。四式二十糎噴進砲[下段左]。四式四十糎噴進砲[下段中]。もっと活躍するのは八九式重擲弾筒[下段右]のような小型迫撃砲かも知れない。

 
図4、対戦車兵器である。口径47mm程度の弾ではM4中戦車シャーマンには効かないと言われていた一式機動四十七粍砲[左端]であるが、それでも沖縄戦では多数のM4中戦車を撃破している。五式四十五粍簡易無反動砲[左から2個目]。試製八十一粍無反動砲[右から2個目]なら有効であろう。九六式対戦車地雷[右端]を抱いての特攻も考えられていた。
 

図5、海の特攻兵器である。甲標的丁型蛟龍[上段左]は小型潜水艦であり特攻兵器ではない。沖縄戦でも少数使われたが、南九州の戦いでは近距離であり多数の蛟龍の攻撃には、米軍は手を焼いた筈である。モータボートの特攻兵器、航空機と震洋[上段右]の多数の同時攻撃はどのような結果となるのだろうか。海龍[下段左]は小型潜水艦であるが、爆装して特攻兵器として使用することになっている。回天[下段右]は純然たる特攻兵器である。
 

図6、志布志湾方面の防御陣地
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日本側の備えに対して米軍は、当初日本軍は九州には3個師団程度しか配備してないと思っていたのだが、無線傍受で九州に11個師団程いると知り驚愕する。初めは『オリンピック作戦』に前向きだった太平洋艦隊司令長官ニミッツ元帥は反対に周り、マッカーサやマーシャル将軍は依然推進派であったが、トルーマン大統領が損害の大きさを知る事になり『オリンピック作戦』は中止となった。
 
恐らく『オリンピック作戦』が実行に移されていれば、米軍は重症を負うかも知れないが、北海道本州はソ連軍の蹂躙するところとなり、満州で起きた数千倍以上の惨劇が日本の各所で見られたであろう。勿論日本は消滅する。と言っても『オリンピック作戦』が実行に移されなくても戦争長引けば同じ、やはり日本は消滅する。
 
終戦
そこに飛び込んだのが『ポツダム宣言受諾』の一報である。一番喜んだのはメンツを潰されなくて済んだアメリカだろう。トルーマン大統領が「日本をソ連の助力なしに英米のみで屈服させることが可能になったことから作戦中止を決定する」等と言っているようであるが、嘘である。「ほっとした」のが正しい。
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< つづき > 
 終戦
 人種差別者との戦い
 共産主義はタムルード原理主義宗教
 戦争は終わっていない

参考文献:伊藤正徳著『帝国陸軍の最後』他

脱亜、脱欧

またドイツ政府とフランス政府が日本の死刑制度を批判している。
どうも白人国家では、他人を批判すると免罪符が貰える文化があるようだ。
 
図1は世界の武器輸出ランキングである。フランスとドイツは堂々の3位4位ではないか。日本と比較しようとしたら、日本のバーがグラフに出てこないので対数グラフにした。日本の800~1000倍だ。日本の死刑制度を批判するからには、フランスとドイツの武器は人を殺さない武器なんだろう?。ぅんな訳が無い、鉄面皮が。
 
図2はOECD各国の殺人事件発生率である。フランスは日本の5倍、ドイツは日本の2.7倍。人の国に説教したいなら自国をユートピアのような国にしてから言ったらどうだ?。
 
これらの図を作っていたら、もっと意味のある図が出回っていた。それが図3。なんだ両国共、裁判無き死刑が行われているではないか。ついでに何時もの強姦発生率の図(図4)を載せておこう。
 
義和団事件を調べていたら、Wikiに「アメリカの海兵隊員は、ドイツ兵とロシア兵が女性を強姦したあとで彼女たちを銃剣で突いて殺害するのを見たと記していた」と有った。
 
フランス兵も似たようなもの。「中でもひどいのはフランスの兵隊で、分捕隊といった組織立った隊をつくり、現役の少佐がこれを指揮して、宮殿や豪家から宝物を掠奪しては、支那の戎克*を雇って白河を下らせ、そっくり太沾に碇泊しているフランスの軍艦に運ばせたというが、その品数だけでも莫大な量だったという。(注1から)」
 
馬鹿々しい事に、昔はこんな国をお手本にしようとしていたのだ。もう化けの皮が剥がれたのだから、お手本する事を止めるのは勿論、お付き合いもそこそこにしたほうが良いだろう。
 

図1、世界の武器輸出国ランキング
 

図2、OECD各国の殺人事件発生率
 

図3、G7の国の警官に殺された率
 

図4、OECD各国のレイプ犯罪発生率

日本にエリートは不要

日本にエリートはいない。如何に高学歴であろうと名声が高かろうと、特に憲法九条信者はエリーとではない。彼等は日本を惑わすカルト信者である。
 
以前のブログ『チラシの草稿:天皇の遺伝子は縄文系』に、「本来なら日本では天皇以外の権威は不要である。 例えば何を勘違いしたのか、恰も権威者の如く発言する例えば学術審議会等の人がいるが、日本型民主主義を理解していない不遜な人だと言えるだろう」と書いたが、日本には国の将来を託せるようなエリートは居ないと言う事を言いたかったのである。
 
それは、このチラシの草稿を書くのに何冊かの遺伝子関連の本も参考にしたが、どうも執筆者の目が曇っているのではないかと思われる本が何冊か有ったからである。その科学者の目さえ曇らす一番の要因は、宗教的信仰心である。
 
例えば『日本人になった祖先達』の中で、執筆者の篠田謙一氏は本の最後に「同じ遺伝子を持ち、DNAから見れば親戚関係の集団であるアジアの人々に、公正と信義を期待することは間違いないはずです。DNAを用いた人類の由来に関する研究は、この日本国憲法前文の精神の正しさを生物学の立場から保証しているように思えます」と結び、完全に憲法九条信者であることを隠していない。
 
熱烈な九条信者である彼の目には、北米や南米で起きた原住民へのホロコーストがY-DNAの系統分布に異常を来たしていることも、それが過去アジア大陸で起きていただろうことも想像できないようだし、現にチベットやウィグル、内モンゴルで起きている民族浄化(女性は漢人男性と結婚させらるか、別の地に連れ去れられ、結果としいてY-DNAの系統分布が異常になる)さえも目に入らぬようである。
 
嘗てオウム真理教の教祖麻原彰晃が、誰の目から見ても飛び跳ねているとしか見えないのに、東大・京大を初めとする高学歴の信者達の目には空中浮遊と見えていたのと同じである。
 
こうなると、いかに高学歴であろうと、いかに科学者として実績をあげようと、酷な言い方かも知れないが、彼の専門分野以外は馬鹿と同じである。彼の専門分野以外の発言は、『one of them』でしかないのである。
 
宗教的信仰心で科学の目を曇らせているのは篠田謙一氏だけではない。ネットに科学研究費ランキングが出ていたが、上位10人の中の9人までもが左翼、おそらく9条信者と思われる。中にはノーベル賞受賞者もいる。当然の事、彼等の専門分野以外の発言は『one of them』でしかない。
 
科学研究費ランキング
1位 永田和宏: 9億5463万円:京大。細胞生物学者
2位 酒井啓子: 3億5763万円:千葉大。国際政治学者、社民党の広報誌で執筆活動
3位 渡辺 治: 2億5753万円:一橋大。政治学、九条の会事務局員
4位 益川敏英: 2億2568万円:京大。ノーベル賞受賞者。九条科学者の会呼びかけ人
5位 大沢真理: 1億5860万円:東大。経済学博士。ジェンダーフリー
6位 吉田 裕: 1億4768万円:一橋大。歴史学者。南京虐殺肯定、昭和天皇の戦争責任論。
7位 山口二郎: 1億4352万円:法政大。おなじみの「アベが~」。民主党のブレーン。
 
つまり日本には国の将来を託せるようなエリートは居ないので、国民全て対等な立場で『廣ク會議ヲ興シ萬機公論ニ決スベシ。上下心ヲ一ニシテ盛ニ經綸ヲ行フべシ』と言うことになるだろう。
 
それにしても文系の科学研究費は不要である。零で良い。

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