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現在、従軍慰安婦問題に関するアメリカ政府やアメリカ国内の異常な動きにより、日本を巡る戦前戦後の個々の闇の点が、ようやく線として見えて来た。全て結びついていたのである。
既に賢明なる多くの日本国民は同じ結論に達していると思うが、私の現在の結論は「アメリカは共産主義の国であった」である。
多少修正をすると、「アメリカは共産主義の国であった」は「アメリカは今も共産主義革命が続いている国であり、世界に共産主義を輸出している国である」とするべきだろう。また「アメリカは共産主義の国」の言葉についても、「アメリカは共産主義者が支配する国」とするべきかも知れない。
そしてそれに注釈を付け加えると、共産主義はとっくの昔に変貌しており、共産主義は既に暴力革命など放棄しており、国家や家庭を解体して人間をばらばらにすることで世界を支配する体制を作りあげるという、共産主義の本来の目的を、思想工作や洗脳工作等の静かなる方法で行っていることを説明する必要があるだろう。これを便宜上(新)共産主義としておこう。
(新)共産主義者の活動の主体は思想工作や洗脳工作等なので、現代の共産主義活動は多岐にわたる。家庭破壊を目的とするジェンダーフリーや、国境を無くしその国の政府の権限を弱体させるグローバル思想も、(新)共産主義者達の工作活動の一環なのである。
然しながら、グローバル思想を代表するTPPが、地域社会無視や個人の生活の事など眼中にない企業利益追求論理だけであったことが分かるように、従来の共産主義の目的も、貧しい労働者や貧しい人民を救済するのが目的では無かったのである。労働者や人民は、だしに使われたに過ぎなかったのである。
では、日本を巡る戦前戦後の個々の闇の点とは何であろうか。
フランクリン・ルーズベルト大統領の周りには共産主義者が大勢おり、日米開戦を画策していた。これは周知の事実であるが、アメリカ国内ではF・ルーズベルトの責任は殆ど追及されていない。現在でもF・ルーズベルトの評価は歴代大統領の中でも1・2位の大統領なのである。
若し、F・ルーズベルトの責任を追及することになれば、人種差別者でもあるF・ルーズベルトの評価は地に落ちて、ルーズベルト政権が行った日本を悪者にするプロパガンダも明らかになり、アメリカが築いた戦後体制が一遍にひっくり返るかも知れない。
ところが、アメリカではその動きは全く無い。代わりに出てきたのは新たな捏造である従軍慰安婦=性奴隷を歴史に固定化する動きである。因みにニューヨーク・タイムズなどが言う「歴史修正主義を許さない」とは、F・ルーズベルトの責任を追及することを許さないの意味でもあるようである。つまり共産主義者達が仕組んだ、日本=悪のプロパガンダは現在も進行中だと言うことである。
しかしアメリカは、朝鮮戦争やベトナム戦争で共産国家と戦い、冷戦では共産国家のソ連と対峙した筈である。1954年にはアメリカは共産党を非合法化した。ではアメリカは、第二次大戦を共に戦い、嘗て蜜月関係に有ったソ連を何故仮想敵国とし、何故反共産主義の国となったのか。原因は、スターリンの変質である。スターリンがナショナリストになったからである。
アメリカにいる本来の共産主義者の思惑は、前に述べたように「国家や家庭を解体して人間をばらばらにすることで世界を支配する体制を作りあげる」なのである。ところがナショナリストは国家を強くする方向に向かってしまう。従って共産主義者はナショナリストが嫌いなのである。
ニューヨーク・タイムズ等が安倍晋三や石原慎太郎をナショナリストだと悪魔のように言うのは、ニューヨーク・タイムズが共産主義のプロパガンダ機関だからに他ならない。
スターリンの変質により、アメリカは反共の国になった。そこでアメリカ政府にいる共産主義者は追放された。しかし追放されたのはソ連と通じた(旧)共産主義者であり、本来の(新)共産主義者は依然アメリカの中枢に残った。否世界に勢力を広げているのである。
朝鮮戦争や冷戦を見て「アメリカは共産主義者に騙された。日本が共産主義と戦っていたことを理解していなかった」等の意見をよく見かけるが、実は冷戦はナショナリストと(新)共産主義者の戦いだったのである。当然なことながら、共産主義者にとって日本は永遠の敵である。
(新)共産主義者は共産主義者と名乗らないから分かりにくい。誰が(新)共産主義者なのか?。グローバル主義者、ジェンダー・イクォリティー(男女共同参画)は、(新)共産主義者だと断定して良いだろう。
そして(旧)共産主義国家の歴史が言論封殺や人民抑圧の歴史だったように、(新)共産主義国家のアメリカも全く同じである。アメリカは自由の国と言うが、カリフォルニア慰安婦像撤去訴訟で原告代理人が何者かの圧力で辞任した例のように、言論封殺は日常茶番と思える。
GHQ内部の共産主義者達が仕切った日本占領政策でも、プレスコードなる報道機関に対しての言論封殺が行われたのである。共産主義者お得意の人権に関しても、恐らくルーズベルト政権内部の共産主義者達が仕切ったであろう、ヤルタ宣言にある「奴隷状態の朝鮮人解放」を、お膝元のアメリカの黒人の選挙件が1964年の東京オリンピック後だったことを合わせて見れば、彼らの目的は日本を貶めることだけで、人権など何らか関心を持っていなかったことが明らかである。
アメリカで黒人専用水飲み場やバス専用乗り場が無くなる遥か以前、日本帝国では朝鮮人の国会議員が生まれ、知事に朝鮮人がなり、朝鮮人の陸軍中将(師団長クラス)がいたのである。
つまり(旧)共産主義も(新)共産主義も、人権は彼らの革命を成就させる道具にすぎないと言うことである。
・他国間の問題でしかない従軍慰安婦問題が、何故アメリカ国内で問題にされるのか。
・ニューヨーク・タイムズ等が「歴史修正主義を許さない」と、凡そ支那や共産主義者達と全く同じ言い方をするのは何故か。同じくニューヨーク・タイムズが、安倍晋三や石原慎太郎をナショナリストだと悪魔のように言うのは何故か。
・アメリカ政府がチベット問題や、ウイグル問題で殆ど中華人民共和国を非難しないのは何故か。
・支那の脅威が現実にあるにも関わらず、アメリカの元政府関係者が日本国憲法改正の動きを牽制するのは何故か。
・嘗て韓国による竹島占拠を違法としていたアメリカが、全く何も言わなくなったのは何故か。
これらの不可思議の点は、「アメリカは共産主義者が支配する国」だったと推測し、その意図とを考えればれば、容易に結びついた線として見える筈である。
殆どのアメリカ国民の多くは、アメリカが人民が抑圧される共産主義国家になりつつあることを知らないであろう。当然ながら日本も共産主義革命の脅威にさらされていることを殆どの日本国民は知らない。というより今の日本は、既にマスコミ・学術団体・宗教界・法曹界・教育現場・政党とあらゆる団体が、共産主義者とその仲間達に占拠されている状況なのである。
とは言え、現在の日本の問題は、中国の侵略の脅威や韓国による世界への日本の中傷への対応が、差し迫った問題である。然しながら、この中国や韓国はアメリカの共産主義者達に育てられた犬なのである。否、育てたられたというより、ウィルスに無理やり感染させられ、何れ狂い死ぬ狂犬が中国や韓国であると言うのが相応しいだろう。
従って、中国や韓国問題は、アメリカは共産主義者の策謀と考えれば別の対処の方法も考えられるかも知れない。
「アメリカは共産主義の国であった」=「アメリカは共産主義者が支配する国であった」。この推論を確信に変えたのは、田中英道著『戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」二段革命論理と憲法』であった。その内容は次の機会に書いてみたい。
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